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BPPVの眼振、脳の病気じゃないの?整体師が答えます

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突然、天井がぐるぐると回り出して、自分の目が勝手に揺れている——そんな経験をされたことはありませんか?

「脳の病気だったらどうしよう」と不安になって、スマホで検索し続けた夜を過ごされた方もいらっしゃるかもしれません。

頭を動かすたびに現れる強いめまいと、目が左右や上下に揺れる「眼振」という現象。この二つが重なったとき、多くの方が真っ先に怖い病気を疑ってしまいます。でも実際には、良性発作性頭位めまい症(BPPV)と呼ばれる、耳の内部の小さな石が原因で起きていることがほとんどなのです。

今回はBPPVと眼振の関係について、できるだけわかりやすくお伝えしていきたいと思います。

院長:小林

眼振という言葉、初めて聞く方も多いと思います。でも実はめまいの診断においてとても重要な所見で、どの方向にどのくらい目が動くかで、めまいの原因がかなり絞り込めるんです。開院以来、めまいで来院される方を数多く診てきた経験から、眼振の意味をしっかり理解しておくことが、不安の解消と早期改善への近道だと感じています

目次

良性発作性頭位めまい症とはどんな病気か

そもそも良性発作性頭位めまい症とはどのような状態を指すのでしょうか。名前が長くて難しそうに聞こえますが、英語ではBPPV(Benign Paroxysmal Positional Vertigo)と略されています。字義通りに解釈すると「良性の、発作的な、頭の位置によって起きる、めまい症」という意味になります。つまり生命を脅かす危険な病気ではなく、頭の向きを変えたときに限って起きるめまいの病態です。

耳の奥には「三半規管」という、身体のバランスを感知するための器官があります。三半規管のすぐ近くには「耳石器」という部位があり、そこにはカルシウム結晶でできた小さな石(耳石)がびっしりと並んでいます。この耳石が何らかのきっかけで剥がれ落ち、三半規管の中に迷い込んでしまうことがBPPVの主な原因です。

頭を動かすたびに、迷い込んだ耳石がリンパ液の流れを乱します。本来あるはずのない異物が三半規管の中で動き回るため、脳は「今、身体が激しく回転している」と誤解してしまい、強烈なめまいを引き起こします。このときに目にも誤った信号が送られ、目が勝手に揺れる「眼振」という現象が起きるのです。

なぜ50代・60代の女性に多いのか

BPPVは幅広い年代で起こりますが、とくに50代から60代の女性に多く見られます。これにはいくつかの理由が考えられています。

まず、閉経前後のホルモンバランスの変化が耳石の代謝に影響を与えると言われています。耳石はカルシウムでできているため、骨密度の変化と同様に、ホルモンの影響を受けやすいと考えられています。また、更年期以降は自律神経が乱れやすく、内耳の血流が低下しやすい状態になることも、耳石の剥がれやすさに関係していると見られています。

加えて、睡眠中に長時間同じ向きで寝続ける習慣や、長年蓄積してきた首・肩周りの緊張による血流障害も、耳石を不安定にする要因のひとつです。「私はなぜこうなったのだろう?」と思われている方も多いと思いますが、特定のライフスタイルや身体の状態が積み重なって発症するケースが大半です

眼振とは何か、なぜ起きるのか

眼振とは、目が自分の意思とは関係なく、一定のリズムで動き続ける現象のことです。BPPVの診断においては、この眼振の「方向」「速さ」「持続時間」が非常に重要な情報になります。眼振の特徴を丁寧に観察することで、耳石がどの半規管に入り込んでいるかを特定できるからです。

眼振の種類とBPPVの病型の関係

BPPVには、耳石が迷い込む場所によっていくつかの病型があります。最も多いのが「後半規管型」で、BPPV全体の約8割を占めると言われています。次いで「外側半規管型」が多く、それぞれで眼振のパターンが異なります。

病型眼振の特徴頻度
後半規管型回旋性(ねじれるような動き)+上向き成分。頭を傾けたときに出現し数十秒で治まる約80%
外側半規管型水平性(左右の揺れ)。「向地性」と「背地性」の2パターンがある約15〜20%
前半規管型回旋性+下向き成分。まれ約1〜5%

後半規管型では、Dix-Hallpike法という検査(寝台に倒しながら頭を横に向ける動作)を行うと、数秒の「潜時」のあとに回旋性の眼振が出現します。この眼振は動かし続けると繰り返すうちに弱くなっていく「疲労現象」があるのが特徴です。この疲労現象こそが、BPPVを脳の病気(脳腫瘍・脳梗塞)と区別する重要なポイントになります。

「眼振が出た=脳の病気」ではない理由

眼振と聞くと「脳に何か異常があるのでは」と心配される方がとても多いです。確かに脳幹や小脳の病変でも眼振は起きますが、その場合は頭位に関係なく常に眼振が続く、方向が変わる、疲労現象がない、などの特徴があります。

BPPVの眼振は「頭を特定の向きにしたときだけ現れ、しばらくすると治まる」という点が脳由来の眼振との大きな違いです。もちろん、強いめまいが初めて起きたとき、頭痛・しびれ・ろれつが回らないなどの症状を伴う場合は、迷わず救急受診をしてください。そうでない場合は、まず耳の問題として捉えていただいて問題ないことがほとんどです。

病院での検査はどのように行われるか

耳鼻科や神経内科を受診した際、BPPVの診断のために「頭位眼振検査」や「頭位変換眼振検査」が行われます。患者さんが「暗い眼鏡をかけて、急に寝台に倒された」と表現されることの多い検査がこれにあたります。フレンツェル眼鏡と呼ばれる特殊な拡大レンズを使って眼振を観察します。

フレンツェル眼鏡を使う理由

通常、私たちの目は「視点を固定することで眼振を抑える」という機能を持っています。明るい場所ではこの抑制機能が働いてしまうため、眼振が見えにくくなってしまいます。フレンツェル眼鏡は視野を遮って焦点を結べないようにすることで、眼振を正確に観察できる状態を作り出す道具です。

「暗い眼鏡をかけて頭を動かされる」という検査は、あなたの目の動きを正確に評価するための大切なステップです。怖がらずに受けていただけると、診断が早まります。

放置すると何が起きるのか

BPPVは「良性」という言葉がついているため、「そのうち自然に治るだろう」と放置される方もいらっしゃいます。確かに一部のケースでは数週間で自然軽快することもあります。しかし、それはあくまで耳石が偶然に元の位置に戻ったケースです。

放置し続けると、めまいへの恐怖から頭をあまり動かさなくなり、首肩周りの筋肉がさらに硬直します。血流が滞ることで耳石の不安定さが増し、症状が繰り返しやすい状態が続きます。また、転倒リスクも高まり、日常生活の質が著しく下がります。さらに自律神経が乱れることで、めまい以外にも頭痛・不眠・倦怠感などが連鎖して現れることも珍しくありません。

「また起きるかもしれない」という不安が心に居ついてしまうと、ストレスが自律神経をさらに乱すという悪循環に入り込んでしまいます。早めに適切な対処をしていくことが大切です。

整体での改善が期待できる理由

BPPVと聞くと「耳の病気だから耳鼻科しか治せない」と思われがちですが、当院ではこれまで多くのめまい・BPPVの患者さんに改善の結果を出してきました。整体でめまいが改善するメカニズムを、少し詳しくお話しします。

首・頸椎の歪みが内耳血流を低下させる

耳石器や三半規管に血液を届けている動脈は、首の骨(頸椎)の近くを通っています。首や肩周りの筋肉が硬直して頸椎が歪んでいると、この動脈への血流が妨げられます。内耳の血流が不足すると、耳石の代謝が乱れて剥がれやすくなり、また一度剥がれた耳石が元の位置に戻りにくくなります。

当院では頸椎の歪みや筋緊張を丁寧に検査し、内耳の血流を妨げている根本原因を特定してアプローチします。

自律神経の乱れがめまいを長引かせる

BPPVのめまいは、自律神経の乱れによって症状が長引きやすくなります。めまいが起きると身体は緊張状態(交感神経優位)に入り、この緊張が内耳の血管をさらに収縮させます。当院はめまいの症状だけでなく、自律神経の調整にも特化した施術が強みです。神経骨格系と自律神経の両面からアプローチすることで、再発しにくい状態を目指します。

当院が選ばれる理由

開院以来、3500件以上の改善実績を持つ院長が、問診から施術まで一貫して担当します。他院では「検査なし」「マニュアル通りの施術のみ」というケースも多い中、当院は5種類の独自検査であなた固有の原因を特定し、最短距離で改善へ導きます。

当院一般的な整骨院・グループ院
担当者院長が最初から最後まで一貫担当施術者が変わることがある
検査5種類の独自検査で原因を特定検査をしないケースも多い
施術内容自律神経・内臓反射を含む幅広い対応マニュアル通りのパターン施術

よくある質問

BPPVは自然に治りますか?

一部のケースでは数週間で自然軽快することがありますが、放置すると再発しやすい状態が続くことも多くあります。首肩の緊張や自律神経の乱れが根本にある場合は、自然に治るのを待つだけでは同じことを繰り返しやすいため、早めの対処をお勧めしています。

病院で「異常なし」と言われましたが整体で診てもらえますか?

はい、当院には「MRIでは異常なし」と言われた後もめまいが続いているという方が多く来院されています。画像検査で映らない筋緊張・頸椎の歪み・自律神経の乱れが原因になっているケースは珍しくありません。詳しい検査でその方固有の原因を特定していきますので、ぜひ一度ご相談ください。

頭位を変えるたびにめまいが起きるのですが、整体は受けられますか?

受けていただけます。当院の施術は身体に無理のないソフトな刺激ですので、めまいが出やすい状態でも安心してお越しいただけます。初回は特に時間をかけて問診と検査を行い、あなたの身体に合った施術プランをご提案します。

再発を防ぐためにできることはありますか?

施術を通じて首肩の緊張をほぐし頸椎の歪みを整えることが、再発予防の基本になります。加えて、枕の高さや就寝時の姿勢の見直し、水分補給、自律神経を整える生活習慣なども重要です。院長が個別にアドバイスしますので、生活面での疑問もお気軽にご質問ください。

院長からひとこと

めまいというのは、経験した人にしか分からないつらさがあります。頭を動かすたびに世界が回り出すあの感覚は、「怖い」と思うのが当然ですし、「脳の病気だったらどうしよう」と夜中に不安で眠れなくなる方もいらっしゃいます。

私が大切にしているのは、「あなたのめまいの原因を、あなたと一緒に探す」ということです。画一的な施術ではなく、あなたの身体の状態を丁寧に検査し、原因を明確にしたうえで施術を進めていきます。「他院で治らなかった」「もう諦めかけていた」という方にこそ、一度当院の検査を受けていただきたいと思っています。

一人で抱え込まないでください。些細なことでも、いつでもご相談いただけます。あなたのご来院を心からお待ちしております。

こばやし整体院・ひばりヶ丘院院長 小林誠


院長:小林

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