【良性発作性頭位めまい症】遠出する勇気が出てきました

耳鼻科で良性発作性頭位めまい症と診断された60代女性の改善事例をご紹介します。

主訴（来院時の症状）

初診時は眼振陽性、バランステスト陽性、立ち上がり検査もめまいにより補助がないと立てない状態であった。歩行は真っ直ぐには歩けてはいたが、本人はフラつくとの訴え。

頸部と背部の痛みを時々感じているとの申告があり可動検査を実施すると、頸部を回旋動作をした際にめまいを発症する状態であった。屈曲伸展、側屈はめまいが起こるかも知れない恐怖により、実施できず。ベッドで仰臥位から座位になる際にも、めまいを発症していた。

来院に至るまでの経緯

３年前からめまいを発症するようになり、近所の総合病院の耳鼻科で薬を処方される。毎年３月になるとめまいを発症するようになっていたが、処方された薬を服用すると症状が治まっていた。

７月に回転性めまいを発症したので、これまで通り薬を服用していたが､今回はめまいが治まるまで時間が掛かったことと、回転性から動揺性めまいに変化し、その状態が薬を服用しても改善されない状態に陥ったのと、頸部と左背部痛を発症。

動揺生めまいは日によって程度が下がっているが、めまいが落ち着き気味の時は、頭の締め付け感が発症するという状態になり、インターネットで検索し当院を見つけ来院に至る。

検査と所見

初回検査結果は以下の通り

初診時の検査結果から、身体全体の捻れを取ることを優先すると判断をした。

施術内容と経過

最初は、肝臓の調整と全体の歪みと頭蓋調整に重点を置いた。

初回に肝臓の調整を行い､全体のバランスを整える事を重視した治療を行った結果、めまいが多少治まってきたと申告を受ける。

２回目と３回目の治療は、全身の歪みや緊張をリセットさせる目的で、歪みと筋肉のバランスに加え､極端な左重心を自在に動けるようにするため、腹部の治療と足、頭蓋調整を行った。

５回目の治療前に、めまいと言うよりは頭の違和感があるが、来院当初に比べるとかなり楽に過ごせるようになって来たと申告を受ける。

６回目以降は、気圧の変化によりフワフワ感を発症しているため、腹圧と脳圧が外界の影響を受けなくなるようにするため、頭蓋調整と内臓調整を行った。その結果、違和感も頸部・背部痛も改善され、孫に会いに行くのを控えていたが、外出する恐怖が減り活動的になる。

現在は、蓄積された疲労を除去するため、メンテナンスで来院されている。

※当院では診断や医療行為は行っておりません
※個人差があり効果を保証するものではありません

以下ご本人のメッセージ

今回のめまいは薬が効かなかったので、孫に会いに行くのを控えざるを得なくなったり、旅行に行きたいのに行く自信がなくなり、どうにかしなければと思いインターネットで検索し来院しました。

治療を受けることでめまいが改善されていることが実感でき、最初は恐る恐る日々過ごしていましたが、段々と自信も出てきて秋に旅行に行くことになりました。孫にも会えず、このまま外に出られなくなってしまうのではないかと不安でしたが、今はめまいが一切ないので元気に動ける事のありがたさを感じています。

行きたいところに行けることは、本当に嬉しいことだと身に染みて感じました。

院長からのコメント

もう不安でたまりませんという感情が思いっきり表情に出ていましたので、出来るだけ早く元気になってもらいたいので、短期集中治療を提案しましたが、なんとしても治したいという覚悟が素晴らしかったです。

なにかにつけて言い訳をされる方もいますが、そのようなこともなかったので治療計画を進めやすかったので､ありがたかったです。アクティブに活動されることが好みのようなので、再発予防とメンテナンスでまたご来院くださいね。本気の方は、やりやすい。あらためて実感しました。ありがとうございます。

良性発作性頭位めまい症でお悩みなら…

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