【ぎっくり腰】どの体勢でも痛むぎっくり腰が整体で改善

ぎっくり腰で来院された50代男性の改善事例をご紹介します。

主訴（来院時の症状）

来院時は、座位が10分継続すると腰の痛みが増し椅子に座っていることが出来ない。座位から立位になる際の激痛と、立位になった際背中が伸ばせない状態であった。

可動検査は前後屈（＋）回旋（＋）側屈（＋）。仰臥位にて膝屈曲90度で左右外旋（＋）、SLR（＋）。患部に炎症（－）であった。

来院に至るまでの経緯

この方は、既存患者さんである。来院される2日前に重い荷物を動かす作業を繰り返した際、腰に違和感が生じる。寝ればなんとかなると思っていたが、時間の経過と共に違和感が痛みに変わり、動作痛と自発痛が増悪する。

1日は痛みに耐えたが回復する兆しどころか悪化していたので、当院に連絡し来院に至る。

検査と所見

初回検査結果は以下の通り

初診時の検査結果から、腰方形筋と腰仙部の圧迫を解除することを優先すると判断をした。

施術内容と経過

最初は、動作する際に極端に負担が掛かっている筋肉の負担を和らげることに重点を置いた。

座位で自発痛があったので、座位で動作が楽になる経穴や筋肉を補助しながら、痛みを感じていた体勢が楽になっていくかを確認しながら施術すると、座位から立位での痛みは軽減した。その後、仰臥位で大腰筋の施術と、内臓の捻れを修正して初回は終了。

2回目の来院で心筋と冠状動脈負担が見受けられたので、胸郭の歪みを取ることで全体の歪みを修整する。その上で再度大腰筋の施術と、初回は出来なかった大腿筋膜張筋の施術を行うことで、腰に感じていた違和感が消失する。

座位から立位になる際の動作確認をした際、立位で右仙腸関節の違和感があるとの訴えがあったので、肋骨の調整と環椎後頭関節の施術を行うと違和感が消失したので、これまで通り日々の疲労を取るため定期的にメンテナンスに戻す。

※当院では診断や医療行為は行っておりません
※個人差があり効果を保証するものではありません

以下ご本人のメッセージ

ぎっくり腰をやったのが土曜だったので、週明けに診てもらえたのはありがたかったです。仕事がデスクワークのため、仕事を早退して来院しました。座っていられない痛みは仕事に支障を来すので不安でいっぱいでしたが、初回で立ちあがる時の痛みがなくなったので本当にホッとしました。

コルセットをしながら仕事をすると痛みのぶり返しも少なく、1週間無事に仕事をする事が出来ました。またメンテナンスでよろしくお願いします。

院長からのコメント

LINEで連絡をいただいたので施術日の変更かなと思っていたら、急遽施術して欲しいと言うことで、どうしたのかなと思いながら当日を迎えました。姿勢を維持することでも神経痛が発症していたので、負担のない姿勢で2手ほど施したら、神経痛と動作痛が軽減したので、その後はいつも通り施術させていただきました。

既存患者さんと言う事もあり体の状態は知り尽くしているので、患部に炎症反応が見られなかったため原因さえ判明すれば、早期に改善するだろうと思っていましたが、実際に多くの時間を要せず楽になっていただけたので良かったです。またメンテナンスでのご来院お待ちしております。

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