
院長:小林お気軽にご相談ください!


座りっぱなしの毎日で、なんとなく頭がふわふわする。立ち上がったときにクラっとして、思わず壁に手をついてしまう。そんな経験、最近増えていませんか?
実は、めまいの背景には、体を動かさない生活習慣が深く関わっていることが少なくありません。「大した病気じゃないだろう」と放置しているうちに、症状がじわじわと慢性化してしまうケースを、私はこれまで何度も見てきました。
今回は、体を動かさないことがなぜめまいを引き起こすのか、そのメカニズムと改善のヒントを、できるだけわかりやすくお伝えしていきます。


開業から20年以上、さまざまなめまいの患者さんと向き合ってきましたが、「特に病気と言われたわけでもないのにめまいが続く」という方の多くに、共通した生活背景が見られます。それが体を動かさない毎日です。原因を正しく知ることが、改善への一番の近道になります
「めまいといえば耳の病気」というイメージを持っている方も多いかもしれません。でも実際には、生活習慣の乱れ、とくに体を動かさないことが引き金になっているケースがたくさんあります。
テレワークの普及や通勤の減少によって、以前より格段に歩く機会が減った方は多いと思います。一日の歩数が1,000歩にも満たない日が続いている、なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。そういった生活が続くと、体の中でいくつかの変化が起きてきます。
体を動かさないでいると、全身の血液循環が悪くなっていきます。血流が低下すると、脳や内耳に必要な酸素や栄養が十分に届かなくなり、それがめまいやふらつきとして現れることがあります。
筋肉には「ポンプ機能」といって、血液を心臓に戻す働きがあります。とくに脚の筋肉はそのポンプとして重要な役割を担っていますが、長時間座りっぱなしでいるとその機能がほとんど使われず、血流の滞りを招いてしまうのです。
体の動きが少なくなると、自律神経のバランスも乱れやすくなります。自律神経は、血圧の調整や体温の維持、内耳の機能など、体全体のバランスをコントロールしている大切なシステムです。
例えば、座った状態から急に立ち上がったときに血圧がうまく調整されず、脳への血流が一時的に低下することで立ちくらみが起きる、いわゆる起立性低血圧も、自律神経の乱れが関係しています。適度に体を動かすことで交感神経と副交感神経のバランスが保たれ、こうした症状が起きにくくなります。
内耳にある三半規管は、体のバランス感覚をつかさどる重要な器官です。体を動かさない生活が続くと、三半規管の感度が鈍くなり、バランス調整がうまくいかなくなることがあります。
また、内耳のリンパ液の流れも血流と密接に関係しているため、全身の血行が悪くなると内耳の機能にも影響が出てしまいます。体を動かすことはこのリンパ液の循環を促し、内耳を正常に保つためにも非常に大切です。
次のような状況に心あたりはありますか?ひとつでも当てはまるようであれば、体を動かさないことがめまいに影響している可能性があります。
いくつか思い当たることがあった方は、ぜひこのまま読み進めてみてください。
体を動かさない生活が続くと、めまいの症状が出やすくなります。そしてめまいが怖くて体を動かせなくなる、という悪循環に陥ってしまう方が非常に多いです。
めまいが起きると、「また倒れたらどうしよう」「外出先で突然なったら恥ずかしい」と、外出や運動を避けるようになります。すると血流がますます悪くなり、自律神経の乱れも加速する。結果として、さらにめまいが起きやすくなってしまう、という流れです。
この悪循環を断ち切るためには、めまいの「原因」をきちんと把握したうえで、適切なアプローチを取ることがとても重要です。
体を動かさない生活を続けていると、首や肩の筋肉が慢性的に硬直してきます。この首・肩のこりが、実はめまいと密接に関係していることを知っていますか?
首の周囲には、脳へと血液を送る重要な血管が通っています。首の筋肉が硬く緊張した状態になると、この血管が圧迫され、脳への血流が十分に届きにくくなります。その結果として、頭がふわふわするめまいや頭重感が起きやすくなるのです。
また、首や後頭部の筋肉には「頚性めまい」と呼ばれるメカニズムが働くこともあります。首の筋肉や関節の緊張・歪みが、バランス感覚の信号を乱し、めまいを引き起こすことがあるのです。デスクワークで長時間うつむき加減の姿勢を続けている方は、特に注意が必要です。
めまいがあるときに体を動かすというのは、一見すると不安に思うかもしれません。でも、正しい方法で適度に体を動かすことは、めまいの改善に非常に効果的です。
血流が改善されることで脳や内耳への酸素供給が増し、自律神経のバランスも整いやすくなります。また、体幹やバランス系の筋肉が鍛えられることで、ふらつきにくい体づくりにもつながります。ただし、めまいがある状態での激しい運動は逆効果になることもあるため、まずは無理のない範囲から始めることが大切です。
特別なトレーニングをしなくても、日常の中で少しずつ体を動かす習慣を取り戻すことが最初の一歩です。たとえばエレベーターではなく階段を使う、少し遠回りして歩く、といった小さな積み重ねから始めてみましょう。


1日合計20〜30分程度のウォーキングは、全身の血行促進と自律神経の調整に効果的とされています。難しければ、まず10分から始めてみてください。継続することが何より大切で、毎日少しずつでも続けることで、体の内側から変わってきます。
また、デスクワーク中でも1時間に1回は席を立ち、首や肩を軽くほぐすだけでも血流の改善につながります。「ちょっとした意識」の積み重ねが、めまいのない毎日への道を開いてくれます。
ここまでご説明してきたように、体を動かさないことが原因でめまいが起きるケースは確かに多いです。しかし、私が20年以上の臨床経験を通じて痛感しているのは、めまいの原因はひとつではなく、複数の要因が絡み合っていることがほとんどだということです。
血流の問題だけでなく、自律神経の乱れ、頸椎(首の骨)の歪み、内臓の疲労、ストレスや睡眠不足、そして体のバランス機能の低下など、多くの要素が複雑に関わっています。だからこそ、セルフケアにも限界があり、「何をやっても改善しない」という状況に陥ってしまう方が後を絶ちません。
病院で検査を受けて「異常なし」と言われたにもかかわらず、めまいが続いている方はとても多いです。血液検査や画像検査では見えてこない体の歪みや、自律神経の機能的な乱れが原因になっていることが少なくありません。


当院では、そういった「検査では異常なし」と言われためまいに対して、独自の多角的な検査を行うことで原因を特定し、一人ひとりに合った施術を提供しています。一般的な整体やカイロプラクティックでは対応が難しいとされる症状にも対応できる体制を整えています。
以下のような方は、体を動かさないことがめまいに影響している可能性が高いです。
当てはまる方が多いほど、生活習慣の見直しと体のケアが必要なサインかもしれません。
体を動かす習慣を取り戻すことは、めまい改善の大切な一歩です。でも、それだけで解決しないケースも多いということは、ぜひ知っておいてほしいと思います。
めまいを根本から改善するためには、まずあなたのめまいの「原因」を正確に把握することが欠かせません。原因がわかれば、何をすれば改善に向かうかも明確になります。逆に言えば、原因がわからないまま対処を続けても、一時的な改善にとどまり、繰り返すことになります。


これまで当院に来院されためまいでお悩みの方の中にも、「体を動かすようにしたけれど改善しなかった」「いろんな治療院に行ったけれど変わらなかった」という方が数多くいらっしゃいました。そういった方々も、原因を丁寧に特定したうえで施術を進めることで、着実に変化を実感していただいています。
当院では、初回の問診と5種類の独自検査によって、めまいの原因を「見える化」します。体の歪み、筋肉の硬直、自律神経の状態、バランス機能など、複数の視点から今の体の状態を把握したうえで施術を進めていきます。
院長である私が問診から施術まで一貫して担当しますので、毎回状態の変化を把握しながら最適なアプローチを継続することができます。それが改善実績につながっていると自負しています。
めまいは、正しくアプローチすれば改善できる症状です。「もう慣れるしかない」「年だから仕方ない」と諦めないでください。ひとりで抱え込まず、気になることがあればいつでもお気軽にご相談いただければと思います。あなたの体のことを、一緒に考えていきましょう。
こばやし整体院・ひばりヶ丘院院長 小林誠

