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良性発作性頭位めまい症と血流の深い関係とは?

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突然グルグルと視界が回り、思わず壁に手をついた経験はありませんか。朝起き上がった瞬間、寝返りを打った瞬間に激しいめまいに襲われ、「また来た……」と頭を抱えている方が、当院にも多くいらっしゃいます。

病院で「良性発作性頭位めまい症」と診断されて、耳石の問題だと言われた。頭を動かして耳石を戻す体操もやってみた。でも、なぜか何度も繰り返してしまう。そんな方ほど、ぜひこの記事を読んでほしいと思います。

実は、繰り返すめまいの背景には内耳への血流障害が深く関わっていることが少なくありません。「耳石を戻せば終わり」ではなく、なぜ耳石が剥がれやすくなっているのかという根本の問いに向き合うことが、本当の改善への第一歩です。

院長:小林

開業して20年以上、めまいで来院される方を多数診てきましたが、「良性発作性頭位めまい症と診断されたのに何度も再発する」という方に共通しているのが、内耳の血流と首まわりのコンディション問題です。この記事では、その繋がりをできるだけわかりやすくお伝えしていきます

目次

良性発作性頭位めまい症とはどんな症状か

良性発作性頭位めまい症は、耳の奥にある内耳の「耳石器」という部分から剥がれた石灰の粒(耳石)が、三半規管に迷い込むことで起こるめまいです。頭を特定の方向に動かしたときだけ激しい回転性のめまいが数秒〜数十秒続き、吐き気を伴うこともあります。

難聴や耳鳴りを伴わないこと、意識が飛ぶことがないことが特徴で、病名の通り「良性」の疾患です。しかし、「良性だから放っておいて大丈夫」というわけではありません。

再発を繰り返すうちに、めまいへの恐怖心から活動が制限されたり、精神的な疲労が蓄積されたりと、生活の質が大きく損なわれていく方も少なくないのです。

なぜ耳石は剥がれてしまうのか

そもそも耳石はなぜ剥がれるのでしょうか。加齢や疲労、頭部への衝撃、長時間の同一姿勢などが誘因として挙げられますが、見落とされがちな要因のひとつが内耳への血流不足です。

内耳は非常に小さな器官でありながら、聴覚と平衡感覚という二大機能を担っています。この繊細な器官は、毛細血管の血流によって酸素と栄養を受け取っています。その血流が滞ると、耳石を支えているゼラチン状の膜(耳石膜)の質が低下し、耳石が剥がれやすくなると考えられています。

「治療してもらったのにまた再発した」という方の多くは、耳石が剥がれやすくなっている根本的な環境が改善されていないことが原因です。耳石を元に戻すことと、剥がれにくい内耳の環境をつくることは、まったく別のアプローチが必要なのです。

内耳の血流が低下する本当の理由

内耳の血流が低下する背景には、複数の要因が絡み合っています。一人ひとりの原因が異なるため、「これだけが原因」と断言できないのが実情ですが、当院に来院される方に共通してみられるパターンをご紹介します。

首こり・肩こりと椎骨動脈の関係

内耳への血液は、主に「椎骨動脈」という血管を通って供給されます。この椎骨動脈は、頸椎(首の骨)の横を走っています。つまり、首まわりの筋肉が慢性的に緊張していたり、頸椎の配列に歪みがあったりすると、椎骨動脈が圧迫を受け、内耳への血流が低下してしまうのです。

デスクワークやスマートフォンの長時間使用によるストレートネック、慢性的な肩こりや首こりを抱えている方がめまいを繰り返しやすいのは、このメカニズムが関係しています。首の状態を整えることなく耳石だけをリセットしても、また同じことが起こる可能性が高いのです。

自律神経の乱れが血流を左右する

内耳の血管は、自律神経によってその太さがコントロールされています。自律神経のバランスが乱れると、血管が過度に収縮したり、逆に拡張しすぎたりして、内耳への安定した血液供給が保てなくなります。

睡眠不足、過労、強いストレス、更年期によるホルモン変化——これらはすべて自律神経を乱す要因です。「疲れが溜まったときにめまいが出やすい」「ストレスが重なったときに再発した」という経験がある方は、自律神経の影響を強く受けているタイプかもしれません。

更年期と内耳血流の関係

良性発作性頭位めまい症は、40〜60代の女性に特に多く見られます。これは更年期に入ってエストロゲンが減少することで、血管の弾力性や血流の調節機能が低下することと関係しています。

更年期のめまいというと「メニエール病」や「更年期障害によるふわふわ感」が注目されがちですが、内耳の血流低下が耳石の剥がれやすさに影響している可能性も十分に考えられます。更年期症状のひとつとしてめまいを「仕方ない」と片付けてしまっている方こそ、根本からのアプローチが必要です

病院の治療だけでは改善しない理由

耳石置換法(エプリー法やSemont法)は、三半規管に迷い込んだ耳石を元の位置に戻す非常に有効な治療法です。実際、多くの方が施術直後に症状の改善を感じます。しかし、それだけでは対処が不十分なケースがあります。

薬物療法の限界

めまいに対して処方される抗めまい薬や循環改善薬は、症状を一時的に和らげる効果があります。ただし、薬が作用している間だけの改善であり、内耳の血流環境そのものが変わるわけではありません。

薬を飲み続けることで身体が慣れていき、次第に効果が薄れていくという経験をされている方も多いのではないでしょうか。薬への依存が深まるにつれ、より強い薬が必要になるという負のサイクルに陥りかねません。

「耳石を戻す」だけでは足りない理由

耳石置換法は優れた治療ですが、なぜ耳石が剥がれたのかという背景には手が届きません。首の歪み、血流の悪さ、自律神経の乱れといった「耳石が剥がれやすい体の状態」が温存されたままでは、時間が経てばまた同じことが繰り返されるのです。

3回、4回と再発を繰り返している方は、ぜひ一度「なぜ繰り返すのか」という問いに向き合ってみてください。

整体から見た良性発作性頭位めまい症へのアプローチ

当院では、めまいを「耳だけの問題」としてではなく、身体全体のバランスの乱れとして捉えています。症状の原因を特定するための多角的な検査を行ったうえで、一人ひとりに合った施術を提供しています。

頸椎・頸部筋肉へのアプローチ

椎骨動脈への圧迫を解除するために、頸椎のアライメント(配列)を整え、周囲の筋肉の緊張を緩めることを優先します。首まわりの血流が回復することで、内耳への血液供給が改善されることが期待できます。

「頭を動かさないようにしている」「首が怖くて動かせない」という方ほど、首まわりが固まってしまっていることが多いです。施術は体に無理のないソフトな刺激で行いますので、安心してお任せください。

自律神経を整えて血管の働きを回復させる

当院が特に重視しているのが、自律神経へのアプローチです。脊柱の歪みを整えることで自律神経の通り道を正し、血管のコントロール機能を取り戻していきます。

「ストレスが多い」「睡眠が浅い」「疲れが取れない」といった訴えを持つ方のめまいには、自律神経の調整が特に効果的です。身体が整ってくるにつれ、めまいだけでなくこれらの不調もまとめて改善されていくケースが多くあります。

5種類の独自検査で原因を特定

当院では、脳反射を利用した検査や静的・動的検査など5種類の独自検査で、現在の状態を詳しく把握します。めまいの原因がどこにあるのかを特定することが、最短で根本改善へ導くための第一歩です。

検査もせずにすぐ施術を始める治療院もありますが、原因を特定できていなければ何度も同じ症状を繰り返すことになります。まず「なぜこうなっているのか」を明らかにすることが、当院の施術の出発点です

良性発作性頭位めまい症に関するよくある疑問

実際にめまいで来院された患者さんからよくいただく質問にお答えします。

疑問当院の考え
何度も再発するのはなぜ?耳石が剥がれやすい体の状態(血流・姿勢・自律神経)が改善されていないことが多いです
自然に治ることはある?軽度であれば自然に治ることもありますが、繰り返す場合は根本的な原因へのアプローチが必要です
脳の病気との違いは?BPPVは頭の動きと連動しためまいが特徴。意識障害・ろれつ・複視など他の症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください
更年期とめまいの関係は?エストロゲン低下による血管機能の変化が、内耳血流に影響している可能性があります
日常生活で気をつけることは?長時間のうつむき姿勢を避け、睡眠をしっかり取ること、冷えないようにすることが有効です

このめまい、一人で抱え込まないでください

「良性だから大丈夫」「また耳石がずれただけ」——そう自分に言い聞かせて、何度も再発を繰り返しながら我慢し続けている方が、当院には多く来院されます。

でも考えてみてください。再発するたびに活動が制限されて、外出が怖くなって、好きなことが楽しめなくなっていく——それは本当に「良性」と言えるでしょうか。

繰り返すめまいの背景には、内耳への血流低下、首の歪みや筋緊張、自律神経の乱れといった複合的な原因が絡み合っています。その一人ひとり異なる原因を丁寧に探り、根本から整えていくことが、当院が大切にしているアプローチです。

20年以上の臨床経験の中で、「もう治らないかと思っていた」とおっしゃっていた方が、めまいのない日常を取り戻していく場面を何度も見てきました。あなたにも、必ずその可能性があります。

難しく考えなくて大丈夫です。「なんとなく気になる」という段階で構いませんので、ぜひ一度、気軽にご相談ください。あなたの話を、しっかり聞かせてください。

こばやし整体院・ひばりヶ丘院院長 小林誠


院長:小林

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