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不整脈でめまいは起きる?症状と受診の目安

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急にグラッとしためまいと同時に、胸がドキドキしたり、脈が乱れるような感覚があって不安を感じたことはありませんか。「これって心臓が悪いの?」と心配になって、夜中にスマホで調べてしまった方も多いのではないでしょうか。

もしかしたら、そのめまいの裏に、自律神経や血流の問題が隠れているかもしれません。循環器系の病院に行くべきか、それとも整体が向いているのか、今日はそのあたりをわかりやすくお伝えしていきますね。

院長:小林

めまいと動悸が同時に起きると、本当に怖いですよね。「心臓が原因かも」と思って受診を考えるのは当然の反応です。ただ、当院にいらっしゃる方の中には、検査で異常なしと言われたにもかかわらず、めまいと動悸が繰り返されている方も少なくありません。そういった方こそ、自律神経の観点からアプローチすることで改善の糸口が見つかることがあります

目次

めまいと動悸が同時に起きるとき、体の中で何が起きているのか

「めまいが来るたびに、なぜか動悸もする」という経験をお持ちの方は、実はとても多くいらっしゃいます。このふたつの症状が同時に現れると、多くの方が「心臓の問題では?」と感じるのは、ある意味で正しい直感かもしれません。ただ、原因を正確に知ることなく「たぶん心臓だろう」と決めつけてしまうのは少し早計で、まずはメカニズムを理解することが大切です。

血流が脳に届かなくなるとめまいが起きる

脳はとても繊細な器官で、血液の供給が少しでも滞るとすぐに反応します。心拍が乱れることで心臓から送り出される血液の量が一時的に減ると、脳への血流が不足し、グラッとするめまいが生じることがあります。

このとき、体は「血流を戻さなければ」と判断して心拍数を上げようとします。それが動悸として感じられるのです。つまりめまいと動悸が同時に起きるのは、体が血流低下に反応しているサインであるという見方もできます。

不整脈が直接の原因になるケースとは

心拍のリズムが乱れる不整脈には、症状が出ないものから、生活に支障が出るものまでさまざまな種類があります。脈が速くなるタイプ、遅くなるタイプ、飛ぶ感じがするタイプ、それぞれで体への影響が異なります。

不整脈によってめまいが起きやすいのは、心拍が極端に速くなる「頻脈」や、逆に遅くなる「徐脈」のケースです。頻脈では心臓が十分に血液を溜める暇もなく送り出し続けるため、結果的に脳への供給量が落ちます。徐脈では単純に拍出量が減ります。どちらのタイプでも、めまいや立ちくらみに繋がる可能性があります。

心臓以外が原因のこともある

動悸とめまいが重なっても、必ずしも心臓が原因というわけではありません。たとえば甲状腺機能の異常や、貧血、更年期に伴うホルモンバランスの乱れでも、同じような症状が起きることがあります。

また、自律神経の乱れによって心拍や血圧のコントロールが不安定になり、動悸とめまいが繰り返されるというパターンも非常によく見られます。特に、ストレスや睡眠不足が続いているときにこの傾向が強まります。自律神経が絡んでいる場合、心電図では異常が出にくいため、「検査で異常なし」と言われて戸惑った経験がある方も多いのではないでしょうか。

こんな症状が重なっていたら、まず循環器内科へ

めまいと動悸の組み合わせは、原因によっては早急な対応が必要なこともあります。自己判断で様子を見るのが危険なケースと、少し落ち着いて考えられるケースを分けて理解しておくことが大切です。まずは、どんな状態のときに医療機関を急いで受診すべきかを確認しておきましょう。

すぐに受診を検討してほしい症状の目安

以下のような症状が重なっている場合は、循環器内科への受診を早めに検討してください。これらは不整脈の中でも重篤なタイプのサインである可能性があります。

  • めまいと同時に胸の強い痛みや圧迫感がある
  • 動悸が15分以上続いている、または何度も繰り返す
  • 一瞬意識を失う、あるいは失いそうになる感覚がある
  • 脈を測ると極端に速い(1分間に120回以上)または遅い(50回以下)
  • 冷や汗や強い吐き気を伴っている

これらの症状がある場合は、まず心電図を含めた循環器系の検査を受けることを優先してください。心房細動や発作性頻脈症候群など、適切な治療が必要な状態が隠れていることがあります。

「検査で異常なし」と言われたあとのめまいについて

循環器内科を受診して心電図や血液検査を受けたものの、「特に異常はありません」と言われて帰ってきた、という方が当院にもよくいらっしゃいます。その場合でも、めまいと動悸が繰り返されるとしたら、自律神経の関与を疑ってみる価値があります。

自律神経の乱れは、通常の検査では数値に現れないことがほとんどです。心臓に器質的な問題がなくても、自律神経が心拍や血管の収縮を誤って調節することで、動悸やめまいが繰り返される状態になることがあります。この状態は機能性の問題と呼ばれ、放置すると慢性化しやすいことが知られています。

何科を受診すればいいか迷ったら

「めまいは耳鼻科?神経内科?でも動悸もあるから循環器?」と受診先に迷う方はとても多いです。症状が複数にまたがるとき、どこへ行けばいいか分からなくなるのは当然のことです。ここでは、症状の特徴に合わせた受診の目安をお伝えします。

症状別・受診先の目安

症状の特徴まず相談すべき診療科
動悸・脈の乱れが主な症状循環器内科
回転性のめまい(グルグル感)が強い耳鼻咽喉科
ふわふわしためまいが慢性的に続く神経内科・脳神経内科
検査で異常なし、でも繰り返す自律神経専門の整体・内科
更年期症状も重なっている(女性)婦人科・内科

動悸と脈の乱れが気になる方は、まず循環器内科で心電図をとってもらうことを最初のステップにするのがよいでしょう。その結果を手に持って、次のステップを考えるとスムーズです。

受診のタイミングを見極めるポイント

「そこまでひどくないし、病院に行くほどかな…」と感じている方も多いと思います。実際、動悸やめまいの多くは緊急性が高くないことも事実です。ただ、繰り返す頻度が増えてきたり、症状が出る前にはっきりとした前触れを感じるようになってきたりした場合は、早めに動いたほうが安心です。

特に、階段を上ったときや急に立ち上がったときに毎回めまいと動悸がセットで起きるという場合は、体の調節機能に何らかの問題が生じているサインです。このような方は、放置してしまうと症状がどんどん固定化してしまうことがありますので、気になるうちに相談することをおすすめします。

めまいと動悸が繰り返される人に多い体の特徴

長年にわたってこの症状に関わってきた中で、めまいと動悸が繰り返される方には、いくつかの共通した体の特徴があることに気づいています。ひとつひとつの症状だけを見るのではなく、体全体の状態として捉えることが、根本改善への近道です。

自律神経の乱れと血圧の不安定さ

自律神経は、心拍数・血圧・血管の収縮をコントロールしています。この調節が乱れると、立ち上がったときに血圧が急に下がる「起立性低血圧」の状態になりやすくなります。これがめまいと動悸の同時発生を招く代表的なメカニズムのひとつです。

特にデスクワークが多い方や、夜更かしやストレスが続いている方、また更年期を迎えた女性は、自律神経のバランスが崩れやすい傾向にあります。こういった生活背景がある方は、心臓そのものより先に、自律神経の状態を確認することが重要になります。

頸椎・胸椎のゆがみと循環の関係

あまり知られていませんが、頸椎(首の骨)や胸椎(背骨の上部)のゆがみが、心拍や血圧に影響する神経の流れを妨げることがあります。背骨には自律神経の幹が通っており、ここに歪みや緊張が生じると、心臓への神経信号が乱れやすくなります。

長時間パソコンを使う姿勢や、スマートフォンを覗き込む前傾姿勢が習慣になっている方は、首や胸椎に慢性的な負担がかかっています。このような方が「心電図では異常がない」のに動悸やめまいを繰り返す場合、骨格のゆがみからアプローチすることで改善することがあります。

内臓の疲弊とめまいの関係

睡眠不足や食生活の乱れによって内臓が疲れている状態も、自律神経の乱れを通じてめまいや動悸を悪化させることがあります。特に胃腸の疲れは、横隔膜の緊張を引き起こし、呼吸が浅くなることで血中の酸素量が減り、ふわふわとしためまいが起きやすくなることがあります。

当院のカウンセリングでも、「最近食欲がない」「夜中によく目が覚める」「胃がもたれやすい」という方がめまいと動悸を同時に訴えることは珍しくありません。体はすべてつながっているため、一点だけを見て原因を決めつけることは難しいのです。

整体でめまいと動悸の症状が改善するのはどんなケース?

「整体でめまいが改善するの?」と思われる方もいるかもしれません。確かに、整体はめまいのすべてに対応できるわけではありません。ただ、自律神経の乱れや骨格のゆがみ、血流の低下が関係しているタイプのめまいには、整体が有効なアプローチになることがあります。当院がどのような考え方で取り組んでいるかをお伝えします。

病院の治療と整体は役割が違う

病院で行われる治療は、薬や処置によって症状を抑えることを主な目的としています。それはもちろん必要なことですが、「なぜその症状が起きているのか」という根本的な原因に対してアプローチできていないことがあります。薬で動悸を抑えても、原因となっている自律神経の乱れや骨格のゆがみが残っていれば、症状が繰り返されるのは当然のことです。

整体が得意とするのは、身体全体のバランスを見直し、体が本来持っている自然治癒力を引き出すことです。薬で対処する治療を否定しているわけではなく、それぞれに役割があります。まずは循環器内科で精査を受け、器質的な異常がないと確認されたうえで、整体でのアプローチを検討していただくことをおすすめします。

当院が重視している「原因の特定」という考え方

開院以来、当院にはめまいでお困りの方が数多く来院されています。これまでのカウンセリングや検査の結果から断言できるのは、めまいの原因はひとつではなく、複数の要因が絡み合っていることがほとんどだということです。

だからこそ当院では、問診・姿勢検査・脳反射を利用した検査などを組み合わせた5種類の独自検査によって、一人ひとりの症状の根っこにある原因を丁寧に特定していきます。原因を取り違えたまま施術を進めても、改善には繋がらないからです。

どんな状態の方が改善しやすいのか

当院でめまいの改善が見られやすいのは、次のような状態の方です。

  • 病院の検査で異常なしと言われたが、症状が繰り返されている
  • ふわふわするめまいが慢性的に続いている(回転感は少ない)
  • 動悸・不眠・肩こり・頭痛など複数の不定愁訴が重なっている
  • デスクワークが多く、姿勢が悪いと自覚している
  • ストレスや疲労感が慢性的に続いている

逆に、心房細動や心室性頻脈など、器質的な心臓疾患による動悸やめまいは、まず医療機関での管理が優先されます。整体はその補助的な役割を担うことはできますが、医師の管理下での施術が基本となります。

めまいと動悸、今すぐできるセルフケアの考え方

医療機関への受診を考えながら、日常生活の中でできることも合わせて取り組んでいただくと、症状の安定に繋がることがあります。特効薬的な対処法ではありませんが、継続することで体の状態が整いやすくなります。

自律神経を整える生活リズムの見直し

自律神経は、睡眠・食事・運動のリズムに強く影響を受けます。夜12時前には就寝し、できるだけ同じ時間に起きることを習慣にしてみてください。睡眠の質が上がると、心拍の安定にも繋がりやすくなります。

食事については、朝食を抜く習慣がある方は特に注意が必要です。血糖値の急激な変動が自律神経のバランスを崩し、動悸やめまいを誘発することがあります。一日三食、消化に負担のない食事を規則正しくとることが基本になります。

呼吸を整えることの効果

緊張しているときや不安を感じているとき、呼吸は自然と浅くなります。浅い呼吸は自律神経の交感神経を過剰に刺激し、心拍数を上げる方向に作用します。意識的にゆっくりとした腹式呼吸を取り入れることで、副交感神経を優位にし、心拍の安定を促す効果が期待できます。

やり方はシンプルで、鼻から4秒かけてゆっくり吸い、口から8秒かけてゆっくり吐くだけです。1日数回、気づいたときに行うだけでも自律神経に良い影響を与えてくれます。めまいが起きそうな予感がするときや、動悸を感じたときに試してみてください。

首・肩周りの緊張をほぐす

デスクワークや前傾姿勢が続くと、首や肩の筋肉が慢性的に緊張し、頭部への血流が低下しやすくなります。椅子に座ったまま、ゆっくりと首を左右にゆっくりと倒してストレッチするだけでも、血流の改善に繋がります。ただし、めまいが強いときや症状が出ているときには無理に動かさないようにしてください。

めまいと動悸、一人で抱え込まないでほしい

めまいと動悸が重なる症状は、「大げさかもしれない」「少し休めば治るかも」と自分に言い聞かせて、そのまま放置されてしまうことがとても多い症状です。でも、繰り返されるということは、体がどこかで「助けてほしい」とサインを出しているということでもあります。

私がこの仕事を始めて20年以上が経ちますが、めまいで来院された方の多くが「こんなに早くよくなるとは思わなかった」とおっしゃいます。それは魔法ではなく、原因をきちんと特定して、そこにアプローチできたからだと思っています。心臓が原因なのか、自律神経なのか、骨格のゆがみなのか、それを判断するところから始めていただくことが大切です。

「検査で異常なしと言われたけど、症状が続いている」「何科に行けばいいかもよく分からない」という方は、ぜひ一度ご相談ください。一人で悩み続けることはありません。あなたの体のことを一緒に考えさせてください。

こばやし整体院・ひばりヶ丘院院長 小林誠


院長:小林

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