
院長:小林お気軽にご相談ください!


こんにちは、こばやし整体院・ひばりヶ丘院の小林です。今日は「更年期の不調が落ち着いてきたけど、仕事に戻るのが不安」という方からよくいただくご相談について、お話しさせてください。
休んでいた期間が長ければ長いほど、いざ復帰となると気持ちが揺れるものですよね。実は、この不安の裏側には身体の状態がまだ整いきっていないという理由が隠れていることも少なくありません。
更年期障害による不調と向き合いながら、もう一度自分らしく働くための道筋を、当院の視点から一緒に考えていきたいと思います。




復帰のタイミングに迷っている方は本当に多いです。焦らず体の状態を整えながら進めていきましょう
治療をしばらく続けて症状が落ち着いてきた頃、多くの方が次に感じるのが「いつ、どんなペースで職場に戻ればいいのか」という迷いです。この章では、そもそもなぜこの時期に悩みが集中しやすいのか、その背景から見ていきます。体調と気持ちのタイミングがずれやすいことこそが、更年期特有の難しさだと感じています。
更年期の不調は、うつ病のように「治ったらすぐフルスピードで動ける」というものではありません。ホットフラッシュやめまい、倦怠感といった症状は、良い日と悪い日の波がしばらく続くのが特徴です。だからこそ、周りからは元気に見えても本人はまだ不安を抱えていたりします。
そしてもう一つ厄介なのが、更年期の症状は自分でも「気持ちの問題」だと勘違いしてしまいやすいという点です。実際には自律神経やホルモンバランスの乱れという、身体的な根拠がある不調なのに、気合いで乗り越えようとしてしまう方が本当に多いんですね。
職場に迷惑をかけたくないという責任感が強い方ほど、無理をして早く戻ろうとしてしまいます。ですがその結果、復帰してすぐに再び体調を崩してしまうケースもよく見てきました。だからこそ、復帰の前にしっかり自分の状態を見極める時間が必要なんです。
調子が良い日が続くと「もう大丈夫かも」と思いがちですが、そこで一気にフルタイムへ戻ると、また症状がぶり返すことがあります。段階を踏むことの大切さを、まずは知っておいてほしいです。
復帰を考えるときに大事なのは、いきなり元の働き方に戻すのではなく、体の状態に合わせて段階を作っていくことです。ここでは、その具体的な進め方について整理してみます。順番を守ることで、心にも余裕が生まれてきます。
まず意識したいのは、復帰の判断を「気持ち」だけでせず、実際の体調の変化を客観的に見ることです。夜にしっかり眠れているか、朝起きたときにだるさが残っていないか、日中の集中力が保てているか、こうした小さな指標を積み重ねていくと判断がしやすくなります。
次に大切なのが、復帰の仕方そのものを工夫することです。最初から通常勤務に戻すのではなく、時短勤務やリモートワークを組み合わせながら、少しずつ体を慣らしていく方法がおすすめです。体力や集中力が完全に戻る前に無理して全力を出そうとしないことが、長く働き続けるための近道になります。
会社に相談するときは、症状や配慮してほしい点を具体的に伝えることも意識してみてください。「なんとなくつらい」ではなく「午前中は集中力が落ちやすい」「立ち仕事だとほてりが出やすい」など、言葉にして共有することで、周囲も対応しやすくなります。
| 復帰段階 | 目安の働き方 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 体調安定期 | 短時間の在宅勤務など | 睡眠と食事のリズムを整える |
| 試し出社期 | 週数日、午前中心の出社 | 通勤の負担を確認する |
| 本格復帰期 | 通常勤務へ段階的に移行 | 体調の波を記録しておく |
復帰前に一度、上司や産業医と体調について話す時間を作れると安心です。伝え方に悩む方も多いですが、無理に一人で抱え込まず、周囲の力を借りることも立派な対処法だと思います。
ここまで働き方の工夫についてお話ししましたが、そもそも症状の波を小さくしていくためには、体の内側から整えるアプローチも欠かせません。この章では、当院が普段の施術で大切にしている視点をお伝えします。
更年期の不調は、女性ホルモンの減少だけが原因ではありません。長年の姿勢の崩れや自律神経の乱れ、頭蓋骨のわずかな歪みなど、複数の要因が絡み合って症状を強めていることがほとんどです。ですから、どこか一箇所だけを整えても、なかなか根本的な変化には結びつきにくいんですね。


当院では、頭蓋骨の状態や自律神経のバランス、内臓の働きまで丁寧に検査したうえで、その方に合わせた施術を組み立てています。復帰を目指す方にとって大事なのは、症状を一時的に抑えることではなく、波そのものを穏やかにしていくことだと考えているからです。
実際に当院へ来られた方の中にも、仕事に行くこと自体が不安だった状態から、少しずつ落ち着いて働けるようになった方が何人もいらっしゃいます。動悸や不安感が和らぎ、平常心で過ごせる時間が増えたと話してくださる方もいました。体が整うと、気持ちの余裕も自然と戻ってくるものです。
ホルモン補充療法や漢方はもちろん有効な手段ですが、それだけに頼り切ってしまうと、体が本来持っている調整力がなかなか育ちません。整体という選択肢も、あなたの体を支える一つの手段として知っておいてもらえたらと思います。
復職できたとしても、そこで気を抜いてしまうと再び不調がぶり返すことがあります。ここでは、復帰後の生活の中で意識してほしいポイントを紹介します。
まず大切なのは、睡眠の質を保つことです。忙しさに追われると後回しにしがちですが、睡眠は自律神経の回復にとって欠かせない時間です。決まった時間に寝る、寝る前のスマホを控えるなど、小さな積み重ねが体調の安定に直結します。


食事についても、大豆イソフラボンを含む食品や、体を温める食材を意識して取り入れると良いでしょう。忙しい日々の中でも、自分の体をいたわる時間を意識的に作ってみてください。
そして何より、体の変化を感じたときに我慢せず、早めに相談できる場所を持っておくことが大切です。一人で抱え込む時間が長くなるほど、回復にも時間がかかってしまいます。悩みを話せる相手がいるだけで、気持ちがずいぶん軽くなるものです。


更年期の不調からの仕事復帰は、周りと同じペースを目指す必要はありません。あなたの体には、あなたなりの回復のリズムがあります。それを無視して急いでしまうと、せっかく整ってきた状態が崩れてしまうこともあるんです。
私は、症状の根本にある原因を見つけ、体そのものを整えていくことが何より大切だと考えています。薬やカウンセリングだけでは届きにくい部分に、整体というアプローチが力になれることも多いです。焦らなくて大丈夫です、一人で悩まず、いつでもご相談ください。あなたが安心して自分らしく働ける日を、心から応援しています。

