
院長:小林お気軽にご相談ください!


こんにちは、ひばりヶ丘で整体院を営んでいる小林です。実は最近、当院にご相談くださる方の中で、更年期の不調が原因で家事が手につかなくなったという声がとても増えているんです。
以前は当たり前のようにこなせていた洗濯や食事の後片付けが、夕方になると急に重く感じられる。休日もまとまった時間があるはずなのに、横になったまま終わってしまう。そんなお話を、私は数多く伺ってきました。
このコラムでは、そうした状態がどうして起きるのか、体の中で何が変化しているのかを整理しながら、少しでも気持ちが軽くなるヒントをお伝えしていきます。詳しい症状については当院の更年期障害のページもあわせて読んでみてください。




家事ができない自分を責めてしまう方が本当に多いのですが、それは怠けているわけではなく体が発している大切なサインです、まずはその仕組みを一緒に知っていきましょう
朝はどうにか支度を済ませられても、夕方になると急に体が重くなって家事が手につかなくなる。こうした相談を、私はこれまで本当にたくさんの方から受けてきました。単なる気力の問題として片付けてしまう方も多いのですが、実際には自律神経の働きが大きく関わっているケースがほとんどです。時間帯によって症状の強さが変わる理由を、まずここで丁寧に見ていきたいと思います。
更年期になると、女性ホルモンの分泌量が急激に減っていきます。このホルモンには自律神経のバランスを整える働きも含まれているため、量が減ることで体温調節や血流のコントロールがうまくいかなくなりやすいのです。


朝のうちはまだ体力の余力があり気持ちで乗り切れても、日中の活動でエネルギーを使い果たし、夕方になると一気に疲労が押し寄せてくる。これは決して怠けているのではなく、体の仕組みとして自然に起こる現象だということを、まず知っておいてほしいと思います。
仕事に出ている方であれば帰宅した頃に一番つらくなるという声も多く、家事を始める気力がどうしても湧かないという悩みにつながっています。
平日は仕事や家族のために気を張って過ごせていた方でも、休日になると急に動けなくなることがあります。これは緊張が緩んだ瞬間に、それまで抑え込んでいた疲労やストレスが一気に表に出てくるためです。
せっかくの休みなのに、家事も外出もできずに一日を終えてしまう。そんな経験をしている方は実はとても多く、決して珍しいことではありません。むしろ普段から真面目に頑張っている方ほど、休みの日に反動が出やすい傾向があります。


家事ができないほどの状態には、単なるホルモンの変化だけでなく、いくつもの要因が複雑に絡み合っています。ここでは、当院でのカウンセリングや検査を通じて見えてきた背景について、少し詳しくお話ししたいと思います。表面的な症状の裏側にある体の状態を知ることが、対処の第一歩になるはずです。
更年期の症状は本当に幅が広く、ほてりや発汗、不眠、イライラなど、一人ひとり違った形で現れます。その根っこにあるのが自律神経の乱れであり、これが体温調節だけでなく内臓の働きや血流にまで影響を及ぼしていることが少なくありません。自律神経が乱れると全身の血の巡りが悪くなり、疲労物質がうまく排出されず、体がだるく重たく感じられるようになっていきます。当院で検査をしていても、次のような要因が重なっているケースをよく見かけます。
このように、家事ができないほどの倦怠感は単に更年期の症状のひとつというだけでなく、いくつもの要因が重なり合った結果として表れているケースが多いというのが実感です。骨盤や頭蓋の緊張が、遠回りに自律神経の乱れへつながっているという例も、臨床の中で本当にたくさん見てきました。
長年にわたって家族のために家事も仕事もこなしてきた方ほど、更年期の不調に強く苦しめられる傾向があります。真面目に頑張り続けてきた体は、限界が近づいてもなお無理を続けようとしてしまうからです。
できないことを自分の意志の弱さのせいにするのではなく、これまで頑張ってきた自分をまず労ってあげることが、実はとても大切な一歩になります。あなたがこれまで積み重ねてきた努力は、決して無駄になっていません。
更年期の不調は外から見て分かりにくいため、家族から「大げさだ」「甘えているだけ」と誤解されてしまうことも珍しくありません。ここでは、そうした人間関係にまつわる悩みについても触れておきたいと思います。体の話だけでなく、心の負担にも目を向けることが、回復への近道になると私は感じています。


夫や子どもに何度説明しても伝わらず、結局一人で抱え込んでしまう方を、これまで数えきれないほど見てきました。しんどさを言葉にするのはとても難しいことですが、家事は本来、その恩恵を受ける家族全員が関わってよいはずのものです。
少しずつでも自分の体調を短く伝えていく練習も、状況を変えていく大切な一歩になります。伝え方に悩む場合は、まず一日のうちでいつ一番つらいかだけでも共有してみると、相手にも状況が伝わりやすくなるはずです。
婦人科でホルモン補充療法を受けたり、心療内科でカウンセリングを受けたりする方も多くいらっしゃいます。もちろんそれらは有効な選択肢のひとつですが、それだけでは十分な改善に至らないケースも実際に存在します。体の状態そのものにアプローチする視点も、あわせて持っておくとよいと思います。
ホルモン補充療法や抗うつ剤は、症状を一時的に和らげる効果が期待できます。しかし長期にわたって薬に依存し続けると、体が本来持っている自律的な調整機能そのものが弱まってしまう可能性も指摘されています。
薬だけに頼るのではなく、体そのものの状態を整えていくアプローチも並行して考えていく必要があるというのが、臨床の現場で感じていることです。
食事や運動などの生活改善についてのアドバイスはとても大切です。ただ、一般的な内容だけでは日々の忙しさの中で継続するモチベーションを保ちにくいという声も多く聞かれます。
またカウンセリングによって心のケアができたとしても、体に残った緊張や歪みがそのままであれば、身体的な症状の根本的な改善にはつながりにくいというのが実情です。心と体、どちらか一方だけでは十分ではないと感じています。


ここまでお伝えしてきたように、家事ができないほどのつらさには、自律神経の乱れや体の歪み、長年蓄積してきた疲労など、いくつもの要因が関わっています。だからこそ症状だけを見て対処するのではなく、体全体の状態を丁寧に検査し、原因をひとつひとつ明らかにしていくことが何より重要だと私は考えています。
当院では頭蓋骨の状態や自律神経のバランス、内臓の働きまで詳しく検査したうえで、その方に合った施術プランをご提案しています。原因は一人ひとり異なるため、決まった型に当てはめるのではなく、あなたの体の声を丁寧に聞き取ることを大切にしながら向き合っています。実際に施術を重ねていくうちに、夕方の倦怠感が和らいだり、休日に少しずつ動けるようになったという声もいただいています。
すぐに病院や整体院に足を運べない方のために、今日からできる小さな工夫もお伝えしておきます。無理のない範囲で、少しずつ試してみてください。
これらはあくまで対症的な工夫であり、根本的な体の状態が整っていないと効果が長続きしないこともあります。それでも、まずは自分を追い込まないことから始めてみてほしいと思います。小さな一歩の積み重ねが、やがて大きな変化につながっていくはずです。


更年期の不調で家事ができなくなるのは、決して気持ちの弱さのせいではありません。体が発している正直なサインであり、無視せずしっかり向き合うべき大切な情報だと私は考えています。
これまで当院にいらっしゃった方々も、最初は「更年期だから仕方がない」と諦めかけていた方がほとんどでした。しかし体の状態を丁寧に検査し、自律神経や骨格の緊張を整えていくことで、少しずつ家事や日常生活を楽に感じられるようになった方を、私は数多く見てきました。
つらい状態を一人で抱え込まず、まずは誰かに話してみてください。あなたの体と心が少しでも軽くなるお手伝いを、私たちはいつでもさせていただきたいと思っています。

