
院長:小林お気軽にご相談ください!


突然のめまいに加えて「耳が聞こえにくい」と感じたとき、あなたはどうしましたか?「これって大丈夫なの?」と不安になりながらも、なかなか動き出せずにいる方は実はとても多いんです。
めまいだけならまだしも、難聴まで重なってしまうと「もしかして脳に何か問題がある?」と頭をよぎることもありますよね。今回は、良性発作性頭位めまい症と突発性難聴の違いや関係性について、できるだけわかりやすくお伝えしていきます。


「めまいが出たけど難聴もある…これって別の病気なの?」という疑問を抱えて来院される方が当院でも増えています。実はこの二つ、深い関わりがあることをぜひ知っておいていただきたいと思います
めまいを引き起こす原因はひとつではありません。その中でも特に混同されやすいのが、良性発作性頭位めまい症と突発性難聴です。名前も長くてとっつきにくいかもしれませんが、どちらも内耳に関わる疾患で、症状が似ている部分があるため、自分ではなかなか判断がつかないというのが正直なところだと思います。
この二つには、根本的な仕組みの違いがあります。まずはそれぞれの特徴を整理してみましょう。
内耳には「耳石器」という平衡感覚をつかさどる器官があります。ここにある小さな石(耳石)が、何らかの原因で剥がれ落ちて三半規管の中に迷い込んでしまうと、頭を動かすたびに強いめまいが起こります。これが良性発作性頭位めまい症です。


最もわかりやすい特徴は「頭を動かしたときに症状が起きる」という点です。朝起き上がった瞬間、寝返りを打ったとき、上を向いたとき——そういった頭位の変化がきっかけとなってめまいが発生します。通常、耳鳴りや難聴は伴わないとされており、これが突発性難聴との大きな違いのひとつです。
突発性難聴は、ある日突然片耳の聴力が低下する疾患です。「朝起きたら耳が聞こえなくなっていた」という訴えで気づくことが多く、耳鳴りやめまいを伴うこともあります。原因は内耳の血流障害やウイルス感染などが関与しているとされていますが、まだ完全には解明されていません。
突発性難聴は発症から1〜2週間以内に治療を始めることが回復への大きなカギとされており、放置すると難聴が固定してしまう可能性があります。「そのうち治るだろう」と様子を見ることが最も危険なケースです。
| 項目 | 良性発作性頭位めまい症 | 突発性難聴 |
|---|---|---|
| めまいの特徴 | 頭を動かしたときに起きる回転性のめまい | めまいを伴う場合と伴わない場合がある |
| 難聴 | 通常は伴わない | 片耳の突然の聴力低下が主症状 |
| 耳鳴り | 通常は伴わない | 伴うことが多い |
| 症状の持続時間 | 数秒〜数分(頭位変換が止まれば収まる) | 難聴は持続、めまいは変動する |
| 緊急性 | 比較的低い(ただし早期対処が望ましい) | 高い(早期受診が必須) |
突発性難聴と診断されて治療中、または治療が終わった後しばらくして「今度はめまいが出てきた」という方が当院にも来院されることがあります。「耳は治ったのに、なぜ今めまいが?」と戸惑われる方が多いのですが、実はこれ、偶然ではない可能性があります。
突発性難聴を発症すると、内耳にダメージが起こります。そのダメージが耳石器にも影響を与え、耳石が不安定になることで、回復後に良性発作性頭位めまい症が併発するケースが一定数あることが知られています。「難聴が終わったと思ったら今度はめまい」という流れには、内耳という共通の舞台があるわけです。
突発性難聴の治療を終えた後もめまいが続く、または新しくめまいが起きた場合は、良性発作性頭位めまい症の合併を疑うことが重要です。
良性発作性頭位めまい症も突発性難聴も、どちらも内耳という精巧な器官が関係しています。内耳は音を感じるだけでなく、体のバランスを保つ役割も担っています。この内耳がうまく機能しなくなると、めまいや難聴として症状が現れるのです。
そして内耳の働きに深く影響するのが、自律神経と血流です。ストレスや睡眠不足、首や肩のこりからくる血流の悪化が、内耳の機能低下を招くことが少なくありません。「疲れやすい」「最近よく眠れない」「肩がガチガチ」という状態が続いているとしたら、それがめまいや難聴を引き起こすきっかけになっている可能性があります。
「耳鼻科に行ったけど問題ないと言われた」「薬を飲んでも症状が繰り返す」という声を、当院ではよく耳にします。病院の検査は必要なものですし、まず医療機関を受診することは大切です。ただ、検査で異常が見当たらないからといって、あなたの体に何も問題がないわけではありません。
症状の裏には、検査に映らない「体の歪み」「自律神経の乱れ」「首周りの血流障害」が隠れていることがあるのです。薬で症状を一時的に抑えても、根本にある原因が解消されなければ、めまいは何度でも戻ってきます。
抗めまい薬や循環改善薬は、症状を和らげるためのものです。内耳に迷い込んだ耳石を戻したり、自律神経のバランスを整えたりする直接的な作用はありません。長期にわたって服用すれば眠気やふらつきといった副作用も出やすくなり、「薬を飲んでいるのにまためまいが来た」という状態に陥りやすくなります。
「えっ、整体でめまいが治るの?」と驚かれる方も多いかもしれません。でも、考えてみてください。内耳への血流を支えているのは、首や肩周りの筋肉の状態です。首の筋肉がこり固まっていると、椎骨動脈からの血流が滞り、内耳の機能が低下します。また、頭蓋骨や頸椎の歪みが自律神経の働きを妨げることで、内耳のリンパ液バランスが崩れることもあります。当院では、こうした根本にある体の問題を整えることで、めまいの改善を目指しています。
開院以来、めまいでお困りの方が数多く来院されています。これまでの経験から確信を持って言えるのは、めまいの原因はひとつではなく、一人ひとり異なるということです。だからこそ、当院では施術の前に必ず丁寧な検査と問診を行います。
どこで何が起きているのかを明らかにしてから施術に入るため、「なぜ自分にはこのアプローチなのか」をきちんとご説明したうえで進めていきます。「ここに来てやっと原因がわかった」とおっしゃる方がとても多く、それが当院の大きな特徴のひとつです。
当院でめまいの施術を受けた方から、次のような声をいただいています。


めまいという症状は、一見「耳だけの問題」のように見えて、実は体全体のバランスと深く結びついています。頭蓋骨・頸椎・自律神経・血流——これらをトータルで診られる整体だからこそ、できるアプローチがあります。
まずは耳鼻咽喉科への受診をおすすめします。特に突発性難聴は早期治療が重要なため、難聴の症状が出ている場合は速やかに医療機関を受診してください。そのうえで、めまいが繰り返されたり、薬で改善しなかったりする場合は、ぜひ当院にご相談ください。
突発性難聴そのものは医療機関での治療が必要です。ただし、突発性難聴の後に発症した良性発作性頭位めまい症や、自律神経の乱れ・血流障害が関係している場合は、整体によって改善が見込めるケースがあります。当院では丁寧な検査で整体が有効かどうかを判断したうえで施術に入ります。
繰り返すめまいは、根本原因が解決されていないサインです。耳石のずれだけでなく、自律神経の乱れや首・頭蓋骨の歪みが影響していることも多く、それらを整えることで再発を防ぐことが可能です。一度じっくり体の状態を確認しましょう。
軽度であれば数週間で自然に改善するケースもあります。ただし、放置すると慢性化したり、首肩の筋緊張が進んだりして、再発を繰り返しやすくなります。早めに適切な対処をすることが、回復の近道です。
当院の施術は、体に負担をかけないソフトなアプローチです。強い力や急激な操作は一切行いません。小さなお子さんからご高齢の方まで受けていただける、やさしい施術です。


突発性難聴とめまいが絡み合った症状は、「どこに相談すればいいの?」と途方に暮れてしまいがちです。病院に行っても「様子を見ましょう」と言われ、薬を飲み続けても繰り返す——そんな状態が続いているとしたら、それは根本原因が見えていないまま対症療法を続けているサインかもしれません。
私自身、これまで3500件以上の改善に携わってきた中で感じるのは、「ちゃんと原因がわかれば、体は必ず応えてくれる」ということです。めまいや難聴は、体があなたに送っているサインです。そのサインを無視せず、きちんと向き合うことが改善への第一歩になります。
どんなに些細な疑問でも構いません。「これって整体で診てもらえるの?」という確認だけでも大歓迎です。一人で悩み続けず、ぜひ気軽に声をかけてみてください。あなたのお越しを心からお待ちしています。

