
院長:小林お気軽にご相談ください!


こんにちは、こばやし整体院・ひばりヶ丘院の小林です。病院でめまいの検査を受けたとき、医師から「眼振がありますね」と言われて、いったい何のことだろうと不安になった経験はありませんか。眼振という専門的な言葉を初めて耳にして、自分の症状が重大な病気なのではないかと心配されている方も少なくないと思います。
耳鼻科や脳神経外科を受診して、眼振検査や平衡機能検査を受けたものの、検査結果の説明が専門用語ばかりで十分に理解できなかったというお声もよく伺います。医師からは「良性発作性頭位めまい症ですね」や「メニエール病の可能性があります」といった診断を受けたけれど、眼振がどういう意味を持つのか、自分のめまいが本当に治るのか、脳の病気ではないのか、といった不安を抱えたまま帰宅されたのではないでしょうか。


眼振は決して怖いものではなく、めまいの原因を特定するための大切な手がかりなんです
眼振とは、自分の意志とは関係なく眼球が勝手に動いてしまう状態のことを指します。医学的には「眼球振盪」とも呼ばれ、内耳や脳の平衡機能に何らかの異常がある場合に現れる重要なサインです。健康な状態では、私たちの目は視線を一定の場所に固定したり、滑らかに動かしたりすることができますが、眼振が起こると目が小刻みに揺れたり、一定方向にゆっくり動いた後に急速に戻ったりする動きを繰り返します。


眼振には大きく分けて末梢性眼振と中枢性眼振の2種類があります。末梢性眼振は内耳の三半規管や前庭神経といった平衡感覚を司る器官に問題がある場合に見られ、多くは良性のめまいに伴います。一方、中枢性眼振は小脳や脳幹といった脳の部分に問題がある場合に現れるもので、より慎重な経過観察が必要になることがあります。
眼振の観察は医師がめまいの原因を特定するうえで極めて重要な検査です。眼振の方向、速さ、持続時間、どの頭位で現れるかといった特徴を詳しく調べることで、めまいが耳の問題なのか脳の問題なのか、どの部位に異常があるのかを判断する手がかりになります。
めまいの診断において眼振検査が重視されるのには明確な理由があります。めまいという症状は患者さん自身の訴えによるもので、医師が直接観察できる客観的な指標ではありません。しかし眼振は目で見て確認できる客観的なサインであり、めまいの原因を科学的に突き止めるための貴重な情報源となるのです。
眼振の特徴を分析することで、良性発作性頭位めまい症、前庭神経炎、メニエール病、脳血管障害など、さまざまな疾患を鑑別することができます。例えば良性発作性頭位めまい症では、特定の頭位をとったときに回旋性の眼振が数十秒間出現し、その後自然に消失するという特徴があります。一方、前庭神経炎では水平性の眼振が持続的に見られ、めまいの症状も数日間続くことが多いです。


眼振検査にはフレンツェル眼鏡や赤外線CCDカメラを使った観察方法があります。フレンツェル眼鏡は拡大レンズと照明がついた特殊な眼鏡で、患者さんの目の動きを詳しく観察することができます。また赤外線CCDカメラを使った検査では、暗所で眼球運動を記録することで、より正確に眼振の特徴を捉えることが可能になります。
病院では頭位変換検査という方法もよく行われます。これは患者さんに特定の頭の位置をとってもらい、そのときに眼振が現れるかどうかを観察する検査です。仰向けに寝た状態から頭を左右に回したり、急に起き上がったりする動作を行い、眼振の出現パターンを確認します。
眼振が観察されるめまいの代表的な疾患として、まず良性発作性頭位めまい症が挙げられます。これは内耳の三半規管に耳石という小さな結晶が入り込むことで起こるめまいで、頭を特定の位置に動かしたときに激しい回転性のめまいが数十秒間続きます。朝起きて寝返りを打ったときや、上を向いて洗濯物を干すとき、美容院で頭を後ろに倒したときなどに症状が現れやすいです。
メニエール病は内耳のリンパ液が過剰に溜まることで起こる病気で、回転性のめまいに加えて難聴や耳鳴り、耳の詰まった感じを伴うのが特徴です。めまいの発作は数十分から数時間続き、繰り返し起こることがあります。ストレスや疲労、睡眠不足などが発作の引き金になることが多いです。


前庭神経炎は内耳から脳へ平衡感覚の情報を伝える前庭神経に炎症が起こる病気です。風邪のような症状の後に突然激しいめまいが現れ、数日間続くことがあります。前庭神経炎では強い水平性の眼振が持続的に見られるのが特徴で、吐き気や嘔吐を伴うこともあります。
脳血管障害や脳腫瘍などの中枢性疾患でも眼振が現れることがあります。中枢性の眼振は方向が変わりやすかったり、頭位に関係なく持続したりする特徴があります。激しい頭痛や手足の麻痺、言語障害、視力障害などを伴う場合は、すぐに医療機関を受診する必要があります。
めまいで病院を受診すると、まず問診で症状の詳細を聞かれます。いつからめまいが始まったか、どのような状況で起こるか、回転性なのかふわふわする感じなのか、耳鳴りや難聴はあるか、頭痛や手足の麻痺はないかなど、細かく確認されます。これらの情報は診断のための重要な手がかりになります。
次に眼振の観察が行われます。フレンツェル眼鏡をかけた状態で、正面を見ているとき、左右上下を見ているとき、頭を動かしたときなどの眼球の動きを確認します。この検査は数分程度で終わり、痛みは全くありません。ただし頭を動かす検査ではめまいが一時的に強くなることがあるので、不安な方は事前に医師に伝えておくとよいでしょう。


平衡機能検査では、立った状態でのバランスや歩行の状態も評価します。目を開けた状態と閉じた状態でどれくらい体が揺れるか、まっすぐ歩けるかなどを調べます。聴力検査も同時に行われることが多く、めまいと聴覚の関係を確認します。
必要に応じてMRIやCTなどの画像検査が行われることもあります。特に初めて激しいめまいが起こった場合や、神経症状を伴う場合は、脳血管障害や脳腫瘍などの重篤な疾患を除外するために画像検査が推奨されます。
眼振が確認されたからといって必ずしも重大な病気というわけではありません。多くの場合、良性発作性頭位めまい症や前庭神経炎といった、適切な治療で改善が期待できる疾患です。まずは医師の診断をしっかり聞いて、自分の状態を正しく理解することが大切です。
病院では抗めまい薬や吐き気止めの薬が処方されることが多いです。これらの薬は症状を和らげる効果がありますが、根本的な原因を解決するものではありません。良性発作性頭位めまい症の場合は、エプリー法という頭位治療が効果的で、特定の頭の動きを繰り返すことで耳石を正常な位置に戻すことができます。


しかし病院での治療を受けても症状が改善しない、薬を飲んでも効果が感じられない、めまいが繰り返し起こるといった場合もあります。実は画像検査では異常が見つからないものの、姿勢の問題や頚椎の歪み、自律神経の乱れがめまいの背景にあるケースも少なくありません。
当院には病院で「原因不明」と言われためまいでお困りの方が多く来院されています。眼振を伴うめまいであっても、身体全体のバランスを整えることで症状が改善するケースを数多く経験してきました。
当院では眼振を伴うめまいに対して、まず詳細な問診と検査を行います。めまいの発症時期や状況、眼振の種類、病院での診断内容を確認したうえで、姿勢分析や頚椎の可動域、筋肉の緊張状態、自律神経のバランスなどを総合的に評価します。
特に重視しているのが頚椎と頭蓋骨の状態です。デスクワークやスマートフォンの長時間使用により、現代人の多くは前方頭位姿勢になっています。この姿勢では頭が正常な位置より前方に出ているため、首の筋肉に過度な負担がかかり続けます。頚椎が歪んで筋肉が硬くなると、脳への血流が妨げられ、めまいの原因となることがあるのです。


また自律神経の乱れもめまいと深く関係しています。交感神経が優位な状態が続くと血管が収縮し、内耳や脳への血流が低下します。さらにストレスや睡眠不足、不規則な生活習慣が自律神経のバランスを崩し、めまいを引き起こしたり悪化させたりします。
当院の施術では、頚椎の歪みを整え、過緊張した筋肉を緩め、血流を改善することを目指します。同時に自律神経のバランスを整えるアプローチも行います。身体に無理のない優しい刺激で、自然治癒力を最大限に引き出していきます。
50代の女性の方は、朝起きて寝返りを打ったときに激しい回転性のめまいに襲われ、動けなくなったため救急外来を受診されました。眼振検査で回旋性の眼振が確認され、良性発作性頭位めまい症と診断されました。エプリー法という頭位治療を受けて一時的に改善したものの、2週間後に再びめまいが起こり、その後も月に数回の頻度でめまいが繰り返されていました。
当院で検査したところ、頚椎の可動域制限と後頭部の筋肉の強い緊張が見られました。また姿勢分析では頭部が正常位置より4センチ前方に出ている状態でした。この姿勢では首の筋肉に常に負担がかかり、血流が滞りやすくなっています。


施術では頚椎の調整と筋肉の緊張緩和、姿勢改善に重点を置きました。5回目の施術後からめまいの頻度が減り始め、10回目にはほとんどめまいが起こらなくなりました。現在は月に1回のメンテナンスで良好な状態を維持されています。
60代の男性の方は、会議中に突然強いめまいと吐き気に襲われ、脳神経外科でMRI検査を受けましたが異常なしと診断されました。眼振検査では水平性の眼振が確認され、前庭神経炎の可能性を指摘されました。抗めまい薬を処方されましたが効果は限定的で、ふわふわとしためまいが3ヶ月以上続いていました。
当院の検査では、頭蓋骨の歪みと自律神経の乱れが顕著に見られました。長年のストレスと睡眠不足により交感神経が優位な状態が続き、それがめまいを長引かせている要因と考えられました。施術では頭蓋骨の調整と自律神経を整えるアプローチを中心に行いました。8回目の施術後から睡眠の質が改善し始め、それとともにめまいも軽減していきました。15回目にはめまいがほぼ消失し、仕事にも支障なく復帰されました。
眼振という言葉を初めて聞いたとき、多くの方が不安を感じるのは当然のことです。しかし眼振はめまいの原因を特定するための大切な手がかりであり、適切な対処をすることで改善が期待できます。病院での治療を受けても症状が続く場合や、原因不明と言われて途方に暮れている場合でも、諦める必要はありません。
当院では3500件以上の改善実績を持つ院長が、検査から施術まで一貫して担当します。一人ひとりの症状や原因は異なるため、マニュアル通りの画一的な施術ではなく、あなたの身体の状態に合わせたオーダーメイドの施術を提供します。


めまいと眼振の不安を一人で抱え込まず、ぜひ一度ご相談ください。眼振が見られるめまいであっても、身体全体のバランスを整えることで改善の道が開ける可能性があります。いつめまいが起こるかわからない不安から解放され、安心して日常生活を送れるようにサポートさせていただきます。あなたの来院を心よりお待ちしております。

