
院長:小林お気軽にご相談ください!


突然ですが、最近こんな経験はありませんか?立ち上がったときにふわっとした感覚が走ったり、パソコン作業の後に頭がぐらっとしたり…。実はそのめまい、長年の姿勢の崩れが深く関係しているかもしれません。
当院には「めまい」を訴えて来院される方が多くいらっしゃいますが、問診や検査をしていくと、姿勢、特に背中が丸まった状態が根本の要因になっているケースが非常に多いんです。
今回は、姿勢の乱れとめまいの関係について、開院20年以上の経験をもとに詳しくお話しします。「病院で異常なしと言われた」「薬を飲んでも良くならない」という方にこそ、ぜひ読んでいただきたい内容です。


長年の臨床経験から、姿勢の問題がめまいに直結しているケースを数多く見てきました。特に最近はスマホやデスクワークの影響で、30〜50代の方にもこのタイプのめまいが増えています。原因を知ることが、改善への第一歩になります
「姿勢が悪いとめまいが起きるの?」と思われる方も多いかもしれません。実はこれ、医学的にもしっかりとした根拠のある話なんです。ここでは、姿勢の悪化がどのようにしてめまいという症状に発展するのか、そのメカニズムをわかりやすくお伝えします。
人間の頭の重さは、成人で約5〜6キログラムほどあります。背骨がまっすぐな状態であれば、その重さは全身でバランスよく支えられます。しかし、背中が丸まり、頭が前に突き出た姿勢になると、首にかかる負担は一気に増大します。


頭が前に出るほど、首への負荷は倍増していくと言われています。たとえば頭が15度前傾するだけで首への負担は約12キロ、30度では約18キロにもなるとされており、これは首の筋肉や頚椎に相当なストレスをかけ続けていることを意味します。
この慢性的な負担が筋肉の硬直を生み、やがて頚椎の歪みへとつながっていくのです。
頚椎(首の骨)には、脳へ血液を送るための重要な血管が通っています。姿勢の崩れによって頚椎が歪んだり、周囲の筋肉が固くなったりすると、この血管が圧迫されて脳への血流が滞りやすくなります。
脳への血流が不足すると、頭がふわふわする感覚、立ちくらみ、視界がぐらっとする感覚などが現れてきます。これが、姿勢の悪さが引き起こす「血流性のめまい」です。病院の検査では「異常なし」と診断されることが多く、原因がわからないまま悩み続ける方も少なくありません。
首の周辺には、自律神経の重要な経路も集まっています。姿勢が崩れて頚椎周辺の筋肉が緊張し続けると、自律神経の働きにも影響が及びます。自律神経が乱れると、血圧の調整がうまくいかなくなったり、内耳の血流が乱れたりして、めまいがより起きやすい体質になってしまいます。
また、慢性的な肩こりや首こりを抱えている方は、それ自体がすでに自律神経に負担をかけているサインでもあります。思い当たる方は、ぜひ姿勢との関係を疑ってみてください。
姿勢の悪さとひとくちに言っても、その形はさまざまです。ここでは、めまいとの関連が深い代表的な姿勢の特徴をご紹介します。ご自身に当てはまるものがないか、確認してみてください。
現代社会では、スマホを見るときもパソコン作業をするときも、自然と頭が前に出て背中が丸まりやすい環境になっています。これが積み重なると、背中の丸まりが常態化し、首への負担が慢性化していきます。1日に何時間もこの姿勢をとり続けている方は、知らず知らずのうちに首を傷めているかもしれません。
「肩こりはもう慣れっこで当たり前」という方、実はとても危険なサインです。慢性化した肩こりや首こりは、すでに筋肉や関節に相当な負担がかかっている状態を示しています。こういった方が急にめまいを経験するケースは、当院でも非常に多く見られます。
壁に背中をつけて立ったとき、頭の後ろが壁に触れない方は要注意です。耳の位置が肩よりも前に出ていれば、すでに「前方頭位姿勢」になっている可能性があります。この姿勢はいわゆるストレートネックとも深く関係しており、首の自然なカーブが失われることで、頚椎への負担がさらに大きくなります。
「めまいがたまにある程度だから、大丈夫」と思って様子を見ている方も多いと思います。しかし姿勢を起点とするめまいは、放置すればするほど改善が難しくなるのが現実です。
姿勢の悪さが続くと、筋肉の硬直がどんどん深まり、頚椎の歪みが固定化されていきます。すると、少しの動きでもめまいが起きやすい状態に陥り、「めまいが怖くて頭を動かせない」「外出が不安になった」という悪循環を引き起こします。


さらに、めまいの不安からくるストレスは自律神経をさらに乱れさせ、睡眠の質を下げ、疲労が回復しにくくなるという二次的な問題も生じやすくなります。「まだ我慢できる」という段階こそ、最も改善しやすいタイミングでもあります。
めまいを感じると、まず耳鼻科や脳神経外科を受診される方が多いと思います。もちろん、重篤な疾患の可能性を除外するためにも、最初の受診は大切です。しかし、「MRIも血液検査も異常なし」と言われてもめまいが続く場合、その原因は姿勢や筋骨格系の問題にあることが多いのです。
病院で処方されるめまいの薬は、症状を一時的に抑えることはできても、姿勢や筋肉の問題には直接アプローチできません。飲んでいる間は楽でも、やめるとまた同じ症状が戻ってくる……そういった経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。根本の原因が解消されていない以上、再発を繰り返すのはある意味当然のことなのです。
良性発作性頭位めまい症などには平衡訓練が有効なケースもありますが、姿勢の歪みや筋肉の慢性的な緊張が原因の場合には、訓練だけでは改善が難しいことがあります。原因に合ったアプローチをしなければ、時間と労力を費やしても結果につながらないことも珍しくありません。
MRIやCTなどの精密検査は非常に優秀なツールですが、筋肉の緊張パターンや姿勢の歪み、自律神経の乱れといった問題は画像には映りません。「異常なし」という診断は「深刻な疾患がない」という意味であり、「原因がない」という意味ではないのです。ここに気づくことが、改善への大切な転換点になります。
「整体でめまいが治るの?」と不思議に思われる方もいらっしゃるかもしれません。ここで大切なのは、整体がめまいそのものを直接治すわけではないということです。整体によって姿勢を整え、頚椎の歪みを正し、筋肉の緊張をほぐすことで、めまいの原因となっていた身体の問題が解消され、結果として症状が改善していくのです。


頚椎の正常なカーブが回復すると、首周りの筋肉の緊張が緩み、脳への血流が改善されます。自律神経の働きも安定してきて、血圧の調整がスムーズになり、めまいが起きにくい体質へと変わっていきます。姿勢の改善はめまいだけでなく、肩こり、頭痛、疲れやすさなど、関連する症状も一緒に改善することが多いです。
まず意識していただきたいのが、スマホやパソコンを見るときの頭の位置です。画面を目の高さに合わせることで、頭が前に出ないように工夫してみてください。また、1時間に一度は立ち上がり、首をゆっくり動かすだけでも、筋肉の固まりを防ぐ効果があります。寝るときの枕の高さも重要で、首の自然なカーブを保てる高さに調整することも大切です。
ただし、すでにめまいが頻繁に起きている状態では、セルフケアだけで根本から改善するには限界があります。身体の状態をきちんと検査して、原因を特定したうえで適切な施術を受けることが、最も確実な改善への道です。
当院がめまいの改善において他の整体院と大きく異なるのは、施術の前に必ず徹底的な検査を行うということです。同じ「めまい」という症状でも、その背景にある原因は一人ひとり違います。だからこそ、原因を特定せずに施術を始めることは、当院では絶対にありません。
脳反射を利用した検査、静的・動的姿勢分析、整形外科的な検査など、5つの独自検査を組み合わせることで、めまいの原因となっている問題を詳細に把握します。姿勢分析ソフトによる数値化で、目に見えない身体の歪みも客観的に評価します。この検査によって初めて、あなたのめまいの「本当の原因」が明らかになるのです。
当院では、問診から検査、施術まですべて院長が責任をもって担当します。複数のスタッフが交代で担当する院とは異なり、身体の変化や症状の微妙な波を見逃すことがありません。この一貫性こそが、高い改善率を生み出している最大の理由のひとつです。
「整体は痛そう」と不安に感じている方もいらっしゃると思いますが、当院の施術は身体に無理のないソフトな刺激を用いています。乳幼児からご高齢の方まで安心して受けていただけるほどやさしい施術ですので、めまいがある状態でも安心してお越しください。
「本当に整体でめまいが良くなるの?」と半信半疑の方のために、当院に来院され改善を実感された方の声を少しご紹介します。
パソコン作業中に急にめまいが起き、脳神経外科で精密検査を受けたものの異常なし。処方された薬を飲み始めたら、今度は歩いていてもフラフラするようになってしまったとのことで来院されました。施術を重ねるごとに症状が落ち着き、長い間悩まされていためまいのない日常を取り戻すことができたとご報告をいただきました。
激しいめまいが3年前に発症してから薬を飲み続けていたものの、薬なしでは外出が怖いという状態が続いていた方も来院されています。通院から2ヶ月ほどでめまいがほとんど出なくなり、新幹線に乗っての帰省も無事に果たすことができたとのことで、当院としてもとても嬉しいご報告でした。
ここまで読んでいただいて、背中の丸まりとめまいの関係について、少しでも「なるほど」と感じていただけたなら嬉しいです。原因がわからないまま不安を抱えているより、きちんと原因を知ることができれば、改善への道筋は必ず見えてきます。


20年以上の臨床経験を通じて、私が一番感じていることは「早めに対処するほど、改善は早い」ということです。めまいはよくなります。諦める必要はありません。ひとりで抱え込まずに、どんな些細なことでも気軽に相談していただければと思います。あなたのお悩みに、全力でお応えします。
こばやし整体院・ひばりヶ丘院 院長 小林誠

