大転子滑液包炎

大転子滑液包炎とは

大転子滑液包炎とは、股関節の外側にある大腿骨の突起部分である大転子周囲の滑液包が炎症を起こした状態です。滑液包は関節の動きをスムーズにするクッションの役割を果たす袋状の組織で、骨と筋肉や腱がこすれ合う部分にあります。

この滑液包に繰り返しの摩擦や圧迫が加わることで炎症が生じ、股関節外側の痛みや夜間痛などの特徴的な症状が現れます。中高年女性に多く見られる疾患で、ランニングやスポーツを行う人、長時間のデスクワークや立ち仕事をする人に発症しやすいとされています。

大転子滑液包炎を放置すると、慢性的な痛みが継続し日常生活に大きな支障をきたします。階段の昇降や歩行が困難になり、仕事や家事に集中できなくなる可能性があります。

夜間痛により睡眠の質が低下し、体力や免疫力の低下につながることもあります。また、痛みをかばって他の部位に負担をかけることで、腰痛や膝痛などの二次的な問題を引き起こすリスクも高まります。

症状が進行すると痛みの範囲が拡大し、太ももの外側や膝方向まで痛みが広がることもあります。早期の適切な治療が症状の慢性化を防ぐために重要です。

大転子滑液包炎の原因

開院以来、当院には大転子滑液包炎でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、大転子滑液包炎の原因はひとつではないということです。

大転子滑液包炎の原因として次のものが挙げられます。

大転子滑液包炎は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が重なり合うことにより、股関節周囲の筋力低下や姿勢の歪みが根本的な要因となり、日常動作での繰り返し負荷が滑液包への刺激を増大させます。特に腸脛靭帯と大転子の摩擦が継続することで炎症反応が生じ、痛みが発症します。それは人によって違い、単に痛み止めを服用したり湿布を貼るだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。大転子滑液包炎は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

大転子滑液包炎への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期使用により胃腸障害や肝機能障害などの副作用リスクがあります。また根本的な原因解決にはならないため、服用を中止すると再び痛みが現れる可能性があります。身体は薬にどんどん慣れていくため、さらに強い薬が必要となり、薬に頼る負のサイクルに陥りかねません。

注射療法

一時的な症状緩和は期待できますが、効果の持続期間には個人差があります。繰り返し注射が必要になる場合があり、注射部位の感染リスクも考慮する必要があります。根本的な改善には至らないことが多いです。

理学療法

効果を実感するまでに時間がかかり、継続的な通院と自宅での運動が必要です。間違った方法で行うと症状が悪化する可能性もあり、専門家の指導が不可欠です。個人の状態に合わない運動は症状を悪化させるリスクもあります。

大転子滑液包炎を改善するために

まずはあなたの大転子滑液包炎の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、大転子滑液包炎の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

薬に頼らずあなたの自然治癒力を最大限に引き出すことを目指し、あなたの体質に合わせた施術プランをご提案します。大転子滑液包炎でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

大転子滑液包炎には、現在の身体の状態を正確に把握することが最も重要です。股関節だけでなく、骨盤や腰部、筋膜の状態なども含めた総合的な検査が必要です。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。大転子滑液包炎は神経骨格だけでなく、自律神経の専門家でもある院長にお任せください。

大転子滑液包炎のQ＆A

大転子滑液包炎は自然に治りますか？

軽度の急性期症状であれば安静により改善する場合もありますが、慢性化した症状は自然治癒が困難です。適切な治療とセルフケアが症状改善には不可欠となります。

大転子滑液包炎の人がやってはいけないことは？

長時間の横向き寝、激しいランニングやジャンプ動作、硬い床での就寝は避けましょう。また痛みを我慢して無理な運動を続けることは症状を悪化させる可能性があります。

どのくらいの期間で改善しますか？

個人差がありますが、適切な治療により2週間から6週間で症状の改善が期待できます。慢性化している場合はより長期間の治療が必要になることもあります。

運動はしても大丈夫ですか？

急性期は安静が必要ですが、慢性期には適度な運動が推奨されます。ただし股関節に負担をかけない運動から段階的に始めることが重要です。専門家の指導を受けることをお勧めします。

手術が必要になることはありますか？

保存治療で改善しない重症例では滑液包切除術が検討される場合もありますが、ほとんどのケースは手術を必要とせずに改善可能です。

何科を受診すればよいですか？

まずは整形外科を受診することをお勧めします。専門的な画像診断や注射治療が可能で、他の疾患との鑑別診断も行えます。

大転子滑液包炎で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、大転子滑液包炎と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

大転子滑液包炎は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。