ドライアイ

ドライアイとは

ドライアイとは、涙の量が減少したり涙の質が変化することで、目の表面が乾燥し角膜や結膜に障害が起きる状態です。涙は目の表面を保護し細菌感染を防ぐ重要な役割を果たしています。

現代社会では、パソコンやスマートフォンの普及により、ドライアイに悩む方が急増しています。日本では推計2,200万人がドライアイに悩んでおり、オフィスワーカーの60％以上が該当するとされています。

特に40代以降の女性に多く見られ、女性ホルモンの減少や加齢による涙の分泌量低下が主な要因となっています。単なる目の疲れと軽視されがちですが、放置すると日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。

ドライアイを放置すると、涙の量や質の異常により目の表面が乾燥し続けます。その結果、角膜や結膜に傷がつきやすくなり、目の痛みや異物感が悪化していきます。

重症化すると視界のかすみや視力の低下を招くこともあります。また、涙が本来持つ殺菌・保護機能が低下するため、細菌感染を起こしやすくなります。

結膜炎や角膜潰瘍といった合併症のリスクも高まり、最悪の場合は視力に深刻な影響を与える可能性もあります。さらに、ドライアイによる不快感や疲労感が集中力の低下やストレスの原因となり、仕事や日常生活の質を大きく損なうことになります。

ドライアイの原因

開院以来、当院にはドライアイでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、ドライアイの原因はひとつではないということです。

ドライアイの原因として次のものが挙げられます。

ドライアイはこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、涙の分泌機能や涙の質に異常が生じ、目の表面の保護機能が低下します。それは人によって違い、単に目薬を使用するだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。ドライアイでお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

ドライアイへの対応として、次のようなものが一般的です。

点眼薬による治療

根本的な問題解決にはならず、継続的な使用が必要です。防腐剤入りの点眼薬を頻繁に使用すると、かえって角膜を傷つけてしまうことがあります。また、症状の根本原因に対するアプローチができないため、一時的な対症療法に留まってしまいます。

涙点プラグ挿入

肉芽形成や涙小管炎などの合併症の可能性があり、プラグによる角膜や結膜への接触による異物感などの不快感が生じることがあります。また、プラグが外れたり位置がずれたりするリスクもあります。

自己血清点眼療法

無菌的な精製が必要で、血液採取の手間と費用がかかります。また、効果に個人差があり、継続的な血液採取が必要となるため、患者様の負担が大きくなります。

ドライアイを改善するために

まずはあなたのドライアイの原因を検査により明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めません。

当院は、他に類を見ない多角的な検査とカウンセリングにより、一人ひとり異なるドライアイの原因を見つけ出します。その上で明確な根拠に基づいて治療していきます。

ドライアイは目だけの問題ではなく、自律神経の乱れや全身の血流不良、首や肩の緊張なども大きく関わっています。当院では、これらの根本原因にアプローチすることで、症状の改善を目指します。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

ドライアイの改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。目だけでなく、首や肩、自律神経の状態なども詳しく検査していきます。

目の症状が首や肩の緊張、自律神経の乱れから影響を受けていることもあるからです。だからこそ、身体の変化や症状の変化を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行います。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。ドライアイは神経骨格だけでなく、自律神経の専門家でもある院長にお任せください。

ドライアイのQ＆A

ドライアイは自然に治りますか？

残念ながらドライアイを完治させる治療はありません。しかし適切な治療や生活習慣の改善により症状の進行を遅らせ、不快感を軽減することは可能です。早期の対処が重要になります。

ドライアイの人がやってはいけないことは？

長時間のパソコン作業、エアコンの直風、コンタクトレンズの長時間装用は避けましょう。また防腐剤入りの目薬の頻繁な使用も控えるべきです。適切な休憩と環境調整が大切です。

目薬はどのくらいの頻度で使えばいいですか？

症状や目薬の種類により異なりますが、防腐剤フリーの人工涙液であれば必要に応じて使用できます。処方薬の場合は医師の指示に従ってください。

コンタクトレンズは使い続けても大丈夫ですか？

コンタクトレンズは水分の蒸発量を増やしドライアイを悪化させる可能性があります。症状がひどい時は使用を控え、眼科医に相談することをお勧めします。

パソコン作業を続けても問題ありませんか？

適切な対策を取れば継続可能です。定期的な休憩、まばたきの意識、画面との距離調整、室内の湿度管理などが重要です。根本的な改善により、快適に作業できるようになります。

ドライアイと眼精疲労の違いは何ですか？

ドライアイは涙の異常による目の表面の問題で、眼精疲労は目の使いすぎによる疲労です。ただし両者は密接に関連し、ドライアイが眼精疲労を引き起こすことがあります。

ドライアイで悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、ドライアイと非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

ドライアイは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。