ゴルフ肘

ゴルフ肘とは

ゴルフ肘とは、肘の内側や外側の腱付着部に炎症や損傷が生じる状態を指します。医学的には「内側上顆炎」や「外側上顆炎」と呼ばれています。ゴルフのスイング動作による繰り返しの負荷が主な原因となりますが、ゴルフ以外の日常生活動作でも発症することがあります。

厚生労働省の調査によると、40歳以上の約15%がこのような肘の痛みを経験しているとされています。特にゴルフ愛好家の間では非常に一般的な症状であり、プレーの質を著しく低下させる要因となっています。

ゴルフ肘は初期段階では軽い違和感から始まりますが、放置すると慢性的な痛みへと進行します。痛みが強くなると、ゴルフクラブを握ることすら困難になり、日常生活にも支障をきたすようになります。

症状の進行は「違和感→痛み→強い痛み→機能障害」と段階的に悪化していきます。早期に適切な対処をすることで、回復までの期間を短縮できます。

初期は運動時のみの痛みでも、次第に日常生活の中でも痛みを感じるようになります。ペットボトルのフタを開ける、ドアノブを回す、重い荷物を持つといった簡単な動作でも激痛が走るようになるのです。

慢性化した痛みは日常生活や仕事に大きな支障をきたします。痛みを我慢して使い続けることで、筋肉の萎縮や関節の可動域制限が進行することもあります。最悪の場合、腱の断裂や永続的な機能障害に至ることもあるのです。

また、痛みを避けるために無意識に姿勢を変えることで、肩や首、背中など他の部位に負担がかかり、新たな痛みを引き起こすこともあります。慢性的な痛みによるストレス増加は、睡眠障害や気分の落ち込みにもつながります。

何より、大好きなゴルフを諦めざるを得なくなる可能性もあります。趣味を失うことは生活の質を大きく低下させます。早期の適切な対処が重要です。

ゴルフ肘の原因

開院以来、当院にはゴルフ肘でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、ゴルフ肘の原因はひとつではないということです。

ゴルフ肘の原因として次のものが挙げられます。

ゴルフ肘は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が重なり合うことにより、前腕の筋肉が硬直し、肘関節の可動域が低下すると、腱付着部に過度な負担がかかります。その結果、微細な損傷が蓄積され、炎症が慢性化することで、持続的な痛みへと繋がるのです。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。ゴルフ肘は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

ゴルフ肘への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

一時的な効果しか期待できず、副作用のリスクもあります。医師からより強い鎮痛薬を処方されることがありますが、胃腸障害や肝機能障害などの副作用が生じることがあります。身体は薬にどんどん慣れていくため、さらに強い薬が必要となり、薬に頼る負のサイクルに陥りかねません。

ステロイド注射

即効性はありますが、効果は一時的で、繰り返し注射することで腱の弱体化や断裂リスクが高まります。また、注射部位の痛みや感染のリスクもあります。根本的な原因解決にはならないため、再発率が高いという問題もあります。

物理療法

電気治療や超音波治療は効果に個人差があり、強い炎症や慢性化した症状には効果が見られないことも珍しくありません。時間を費やしても改善に至らないことで、治すことに心が折れるケースも多々あります。

ゴルフ肘を改善するために

まずはあなたのゴルフ肘の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、ゴルフ肘の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

薬に頼らないあなたの自然治癒力を最大限に発揮できる状態に戻ることを目指し、あなたの体質に合わせた施術プランをご提案します。ゴルフ肘でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

ゴルフ肘の改善には現在の身体の状態を総合的に把握することが最も重要です。肘だけでなく、肩や首や背中などの検査も重要と考えています。肘の負担が肩や背中から影響を受けていることもあるからです。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。ゴルフ肘は神経骨格だけでなく、自律神経の専門家でもある院長にお任せください。

ゴルフ肘のQ＆A

ゴルフ肘は自然に治りますか？

軽度の場合は十分な休息で自然治癒することもありますが、多くの場合は適切な治療が必要です。特に慢性化した症状では、自然治癒を期待するのは難しいでしょう。早期に専門的な治療を受けることで、回復期間を短縮できます。

ゴルフを続けながら治療できますか？

症状の程度によります。軽度から中等度の場合は、スイングフォームの修正やクラブの見直し、適切なウォームアップなどの対策を講じながら、控えめにプレーを続けることも可能です。しかし、重度の場合は一時的な休止が必要なこともあります。当院では個々の状態に合わせたアドバイスを提供します。

ステロイド注射は効果がありますか？

短期的には強い消炎効果がありますが、根本的な問題は解決しません。また、繰り返し注射することで腱の弱体化を招くリスクがあります。一時的な痛みの緩和には効果的ですが、根本的な治療としては不十分です。

予防法はありますか？

適切なウォームアップとクールダウン、正しいスイングフォームの習得、適切なクラブ選択、筋力トレーニングと柔軟性の向上、過度な練習の回避などが効果的です。当院では個々の身体状態に合わせた具体的な予防法をアドバイスしています。

どのくらいの期間で改善しますか？

症状の程度や慢性化の状態によって異なります。軽度の場合は数週間で改善が見られることもありますが、慢性化した重度の症状では数ヶ月かかることもあります。当院では個々の状態に合わせた治療計画を立て、最短での回復を目指します。

ゴルフ肘で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、ゴルフ肘と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

ゴルフ肘は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。