開張足

開張足とは

開張足とは、足の横のアーチが崩れて足の幅が広がってしまう状態のことです。通常、足には縦と横の3つのアーチがありますが、開張足では特に横アーチが低下します。足の指の付け根にある中足骨が扇状に開くことで、足の横幅が広くなり、足裏の真ん中部分に体重が集中しやすくなります。

この状態が続くと、足裏の特定の部分に過度な負担がかかり、痛みやタコ、ウオノメなどの症状が現れます。外反母趾や内反小趾などの他の足のトラブルを併発することも多く、足全体のバランスが崩れやすくなります。日本整形外科学会の調査によると、成人女性の約30%が何らかの足の変形を抱えており、その中でも開張足は比較的多い症状とされています。

開張足を放置すると、足裏への負担が徐々に増加し、タコやウオノメが大きくなって歩行時の痛みが強くなります。足のバランスが崩れることで外反母趾や内反小趾が進行し、靴選びがさらに困難になります。

足からの衝撃を適切に分散できないため、膝や腰への負担も増加し、膝痛や腰痛を引き起こす可能性があります。歩行時の痛みが増すことで運動不足になりがちで、全身の筋力低下や体重増加につながることもあります。

最悪の場合、歩行困難になり日常生活に大きな支障をきたし、外出を控えるようになって生活の質が著しく低下する恐れがあります。また、足の変形が進行すると手術が必要になるケースもあり、回復にはより長い時間を要することになります。

開張足は進行性の症状であるため、早い段階で適切な処置をすることが大切です。

開張足の原因

開院以来、当院には開張足でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、開張足の原因はひとつではないということです。

開張足の原因として次のものが挙げられます。

開張足は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が重なり合うことにより、横アーチを支える筋肉や靭帯の機能低下が発生し、足の変形が進行します。その結果、足裏の特定部位に過度な負担がかかり続けることになり、慢性的な痛みや不調へと繋がります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。開張足は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

開張足への対応として、次のようなものが一般的です。

インソール療法

既製品のインソールでは個人差に対応しきれず、根本的な改善には限界があります。また、インソールに依存してしまい、足本来の機能回復には至らないことが多いです。一時的な症状軽減にとどまり、足のアーチ機能そのものの回復は期待できません。

運動療法・リハビリテーション

効果を実感するまでに時間がかかり、継続的な取り組みが必要です。間違った方法で行うと悪化する可能性もあり、専門的な指導が不可欠です。忙しい現代人には継続が困難なことも多く、途中で断念してしまうケースが少なくありません。

薬物療法

一時的な症状緩和にとどまり、根本的な原因解決にはなりません。長期使用による副作用の心配もあり、症状の根本改善は期待できません。痛みが軽減されても足の変形は進行し続けるため、根本的な解決策とは言えません。

開張足を改善するために

まずはあなたの開張足の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、開張足の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

薬に頼らずあなたの自然治癒力を最大限に引き出すことを目指し、あなたの体質に合わせた施術プランをご提案します。開張足でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

開張足には、現在の足の状態を正確に把握することが最も重要です。足のアーチだけでなく、歩行パターンや全身のバランスなども含めた総合的な検査が必要です。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。開張足は足の専門知識を持つ院長にお任せください。

開張足のQ＆A

開張足は自然に治りますか？

残念ながら、開張足は自然治癒することはありません。一度崩れた足のアーチは適切な治療なしには改善しないからです。しかし、早期に正しい治療を受けることで症状の改善は十分可能です。放置すると悪化する一方なので、早めの対処が重要です。

開張足の人がやってはいけないことは？

ハイヒールや先の細い靴の着用は避けてください。また、足に負担をかける長時間の立ち仕事や激しい運動も症状を悪化させる可能性があります。自己流のマッサージや無理なストレッチも逆効果になることがあるため注意が必要です。

開張足と外反母趾は関係ありますか？

開張足と外反母趾は密接な関係があります。開張足により足の横幅が広がると、親指が内側に曲がりやすくなり外反母趾を引き起こします。また、外反母趾があると足のバランスが崩れ、開張足が進行することもある相互関係にあります。

インソールだけで改善できますか？

インソールは症状の軽減には有効ですが、根本的な改善には限界があります。崩れた足のアーチを根本から回復させるには、筋肉や関節の機能を正常化する治療が必要です。インソールと併用して適切な治療を受けることをお勧めします。

開張足の治療期間はどのくらいですか？

症状の程度や個人差により異なりますが、一般的には3ヶ月から6ヶ月程度の治療期間を要します。軽症の場合は1ヶ月程度で改善することもありますが、長期間放置していた場合はより時間がかかることがあります。継続的な治療が改善の鍵となります。

開張足で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、開張足と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

開張足は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。