頸椎症性神経根症

頸椎症性神経根症とは

頚椎症性神経根症とは、首の骨である頚椎の加齢による変化で、椎間板が膨らんだり骨の突起ができたりして、脊髄から枝分かれした神経根が圧迫される病気です。主に首から肩、腕、手にかけて痛みやしびれが現れ、片側に症状が出ることが多いのが特徴です。

正確な有病率は判明していませんが、1000人あたり3.5人と報告されています。症状がなくても10%程度の人は椎間板の変性や骨棘の形成により神経根が圧迫されつつあり、頚椎症性神経根症の素因を持つ人はさらに多いとされています。高齢化が進む日本において今後患者数の増加が予測される重要な疾患です。

放置すると神経がダメージを受け続けて破壊される可能性があります。痛みやしびれが慢性化し、手の筋力低下や筋萎縮が進行することもあります。

日常生活では細かな作業が困難になり、ペンや箸を使うことさえ辛くなります。夜間の痛みで睡眠が妨げられ、疲労が蓄積して心身ともに疲弊していきます。

最悪の場合、肩や腕、手指の動きが著しく制限され、日常生活に大きな支障をきたし、仕事や趣味を諦めざるを得ない状況に陥る可能性があります。早期の適切な処置が重要であり、症状が軽いうちに対処することが大切です。

症状の進行を防ぐためにも、痛みやしびれを感じたら専門家に相談することを強くお勧めします。

頸椎症性神経根症の原因

開院以来、当院には頸椎症性神経根症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、頸椎症性神経根症の原因はひとつではないということです。

頸椎症性神経根症の原因として次のものが挙げられます。

頸椎症性神経根症はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、頚椎関節の可動域減少や頚部の筋肉・筋膜・皮膚の緊張などが発生し、神経根症が発症します。それは人によって違い、単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは、全ての問題は取り切れません。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。頸椎症性神経根症でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

頸椎症性神経根症への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期間の服用により胃腸障害や腎機能への影響が懸念され、根本的な改善にはつながりません。身体は薬にどんどん慣れていくため、さらに強い薬が必要となり、薬に頼る負のサイクルに陥りかねません。また、薬の副作用による眠気や集中力低下で日常生活に支障をきたすこともあります。

物理療法

効果に個人差があり、継続的な通院が必要で時間的・経済的負担が大きくなります。強い筋拘縮や代謝の悪い方には効果が見られないことも珍しくありません。時間を費やしても改善に至らないことで、治すことに心が折れるケースも多々あります。

装具療法

装着中は首の動きが制限され、日常生活や仕事に支障をきたす可能性があります。長期間の使用により首の筋力が低下し、装具に依存してしまうリスクもあります。また、見た目の問題から外出や社会活動を避けるようになることもあります。

頸椎症性神経根症を改善するために

まずはあなたの頸椎症性神経根症の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、頸椎症性神経根症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

薬に頼らずあなたの自然治癒力を最大限に引き出すことを目指し、あなたの体質に合わせた施術プランをご提案します。頸椎症性神経根症でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

頸椎症性神経根症には、現在の身体の状態を正確に把握することが最も重要です。頚椎だけでなく、肩甲骨や胸郭、姿勢なども含めた総合的な検査が必要です。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。頸椎症性神経根症は神経骨格だけでなく、自律神経の専門家でもある院長にお任せください。

頸椎症性神経根症のQ＆A

頚椎症性神経根症は自然に治りますか？

多くの場合、85%以上が8-12週で自然に症状が軽快すると報告されています。安静にしていれば60-90%の方が3か月で改善するとされていますが、完全な回復を目指すためには専門的な施術を受けることをお勧めします。

頚椎症性神経根症の人がやってはいけないことは？

首を後ろに反らしたり左右に捻る動作は神経根の圧迫を強めるため避けるべきです。特に急性期には痛みを誘発する姿勢を取らないこと、重い物を持ち上げる動作も控えることが重要です。

どのくらいの期間で治りますか？

保存的治療により数週間から数カ月をかけて徐々に改善します。多くの場合2-3ヶ月が改善の目安とされていますが、症状の重さや発症からの期間により個人差があります。

手術をしなくても改善できますか？

多くのケースで保存療法による改善が期待できます。薬物療法や装具療法、神経ブロック注射などで症状の軽減が可能ですが、当院では薬に頼らない自然な回復を目指した施術を行っています。

症状が悪化する前兆はありますか？

痛みの範囲が広がったり、手の筋力低下が進行したり、日常生活動作に支障が出始めた場合は悪化の兆候と考えられます。このような症状が現れた場合は早めにご相談ください。

どんな運動をすれば良いですか？

痛くない範囲での軽度な運動は問題ありませんが、首や肩を柔軟にするストレッチが痛みの緩和に役立つとされています。当院では個別に適した運動指導も行っていますのでご相談ください。

頸椎症性神経根症で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、頸椎症性神経根症と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

頸椎症性神経根症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。