首下がり症候群

首下がり症候群とは

首下がり症候群は、首の後ろにある筋肉の力が弱くなることで、頭が前方に垂れ下がってしまい前を向くことができなくなる病気です。顎が胸についてしまう状態になるため、前方を見て歩くことが困難になります。

70歳代以上の高齢者、特に女性に多く見られる疾患で、近年の高齢化に伴い患者数が増加しています。日本では他の国と比較して患者数が圧倒的に多いという特徴があります。最初は肩こりのような違和感から始まり、徐々に頭部が重く感じるようになります。

首下がり症候群を放置すると、首の後ろの筋肉が断裂して繊維組織に置き換わってしまい、治癒が困難になります。進行すると自分で買い物に行けなくなるなど日常生活の不便が多くなり、上を向いて眠れなくなってリクライニングが必要となります。

さらに進行して歩くときに一切前を見ることができなくなると、歩行が刻み足になり不安定となります。外出することができなくなり、身の回りのことが徐々に自分でできなくなってきます。脊柱が変形して固まってしまうと回復はとても困難になってしまいます。

また、頭の重さを脊柱や別の筋肉で支え続けることになるため、二次的に脊柱の変形や筋肉の硬直、嚥下障害、呼吸困難、内臓の圧迫による問題なども現れてきます。早い段階で適切な処置をすることが大切です。

首下がり症候群の原因

開院以来、当院には首下がり症候群でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、首下がり症候群の原因はひとつではないということです。

首下がり症候群の原因として次のものが挙げられます。

首下がり症候群は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が重なり合うことにより、筋肉が硬直し関節の可動域が低下すると、末梢神経や血流が滞るなど機能低下が起こります。その結果、首から背中をつなげる筋肉の筋力低下や神経の機能不全が発生し、慢性的な痛みや不調へと繋がります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。首下がり症候群は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

首下がり症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

リハビリテーション（運動療法）

継続しての運動を続ける必要があり、負荷を最適に保つためにプロフェッショナルのトレーナーや理学療法士と根気よく続ける必要があります。動きによっては悪化することもあり見極めが重要です。神経系の問題が原因の場合、筋力トレーニングだけでは根本的な改善は期待できません。

装具療法

装具の着用により外見上の問題や着脱の煩わしさがあり、長期間の使用により皮膚トラブルが生じることもあります。装具に依存してしまい、筋力の更なる低下を招く可能性もあります。根本的な治療ではなく、症状を一時的に支援するものに過ぎません。

薬物療法

薬物による根本的な改善は期待できず、副作用のリスクもあります。症状を一時的に和らげるだけで、原因そのものへのアプローチが不十分です。高齢者の場合、他の薬との相互作用や長期間の服薬による身体への負担も懸念されます。

首下がり症候群を改善するために

まずはあなたの首下がり症候群の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、首下がり症候群の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

薬に頼らずあなたの自然治癒力を最大限に引き出すことを目指し、あなたの体質に合わせた施術プランをご提案します。首下がり症候群でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

首下がり症候群には、現在の身体の状態を正確に把握することが最も重要です。首だけでなく、脊柱や神経系、筋肉の状態なども含めた総合的な検査が必要です。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。首下がり症候群は神経骨格だけでなく、自律神経の専門家でもある院長にお任せください。

首下がり症候群のQ＆A

首下がり症候群は自然に治りますか？

残念ながら、首下がり症候群は自然治癒することはほとんどありません。進行性の疾患であり、放置すると症状は悪化する傾向にあります。しかし、適切な治療により症状の改善や進行の抑制は十分に可能です。

首下がり症候群の人がやってはいけないことは？

長時間下を向く作業や、首に負担をかけるような無理な運動は避けるべきです。また、症状を我慢して無理に前を向こうとすることも筋肉や関節に負担をかけるため控えましょう。

どのくらいの期間で改善しますか？

症状の程度や原因によって個人差がありますが、適切な施術を受けることで多くの方が数回から数か月で改善を実感されています。早期の治療開始ほど改善の可能性が高くなります。

手術は必要ですか？

当院では手術をしない改善方法を提供しています。神経系の機能改善により、多くの方が手術をせずに症状の改善を実感されています。手術を検討される前に、まずは当院の施術をお試しください。

年齢が高くても改善しますか？

年齢に関係なく改善の可能性があります。高齢の方でも適切な施術により症状の改善や進行の抑制が期待できます。諦めずに治療を続けることが大切です。

他の病院で原因不明と言われましたが改善しますか？

病院で原因不明とされた首下がり症候群でも、当院の独自の検査と施術により改善の可能性があります。神経系の機能に着目したアプローチで、根本原因を見つけ出し改善を目指します。

首下がり症候群で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、首下がり症候群と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

首下がり症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。