突き指

突き指とは

突き指とは、指先に強い衝撃が加わることで起こる指の関節周辺のケガの総称です。ボールをキャッチする際や転倒時に手をついた時など、指先への外力により関節や靭帯、腱が損傷し、痛みや腫れが生じます。多くの方が「ただの打撲」と軽く考えがちですが、実際には靭帯損傷や骨折、脱臼を伴うケースも珍しくありません。

日本スポーツ振興センターの統計によると、手・指の傷害は全損傷の20％を占め最も多い部位となっています。突き指を含む「捻挫・突き指」は全体の17％を占めており、年間数万件の発症が報告されています。適切な治療を受けずに放置すると、慢性的な痛みや機能障害が残る可能性があるため、軽視できない外傷と言えるでしょう。

突き指を適切に治療せず放置すると、慢性的な痛みと機能障害が生じる可能性があります。指の可動域が制限され、細かい作業や握る動作に支障をきたすようになります。

仕事でキーボードを打つ時の痛み、ペンを握る際の違和感、スポーツでボールを掴む時の不安感など、日常生活の質が著しく低下してしまいます。さらに深刻なのは、不完全な治癒により関節の不安定性が生じることです。

この状態では同じ指を再び痛めやすくなり、わずかな衝撃でも症状が再発するリスクが高まります。腱の癒着や関節の変形が進行すると、将来的に手術が避けられなくなる場合もあります。

最悪のケースでは指の機能を完全に失い、日常生活に重大な制約を受ける可能性も否定できません。早期の適切な対応が、その後の回復を大きく左右するのです。

突き指の原因

開院以来、当院には突き指でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、突き指の原因はひとつではないということです。

突き指の原因として次のものが挙げられます。

突き指は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が重なり合うことにより、指関節の靭帯損傷や腱の炎症、関節包の損傷などが発生し、突き指の症状が現れます。それは人によって違い、単に冷やしたり固定するだけでは、全ての問題は解決できません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。突き指は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

突き指への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

痛み止めは一時的な症状緩和に留まり、根本的な治癒を促進するものではありません。長期服用により胃腸障害や肝機能への影響も懸念され、薬に依存してしまうリスクもあります。特に手先を使う職業の方にとって、薬の副作用による集中力低下は深刻な問題となります。

固定療法

長期間の固定により筋力低下や関節の拘縮が生じ、治療後のリハビリテーションが長期化することがあります。また、固定期間中は日常生活に大きな制約を受け、仕事や趣味に支障をきたします。スポーツをされる方にとって、長期間の活動制限は精神的な負担も大きくなります。

手術療法

手術には感染や神経損傷などのリスクが伴い、術後の回復期間も長期にわたります。また、完全な機能回復が保証されるものではなく、後遺症が残る可能性もあります。手術による身体的・精神的負担も相当なものです。

突き指を改善するために

まずはあなたの突き指の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、突き指の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

薬に頼らずあなたの自然治癒力を最大限に引き出すことを目指し、あなたの体質に合わせた施術プランをご提案します。突き指でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

突き指には、現在の指の状態を正確に把握することが最も重要です。指関節だけでなく、手首や肘、肩の状態なども含めた総合的な検査が必要です。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。突き指は神経骨格だけでなく、自律神経の専門家でもある院長にお任せください。

突き指のQ＆A

突き指は自然に治りますか？

軽度の突き指であれば自然治癒する可能性はありますが、靭帯損傷や骨折を伴う場合は適切な治療が必要です。放置すると慢性化や機能障害のリスクがあるため、早期の専門的な評価と治療をお勧めします。

突き指の人がやってはいけないことは？

指を無理に引っ張る行為は絶対に避けてください。また、痛みを我慢して無理に動かしたり、温めすぎたりすることも症状悪化の原因となります。適切な固定と安静を心がけることが大切です。

突き指と骨折の見分け方は？

強い腫れや変形、激しい痛みが持続する場合は骨折の可能性があります。指を全く動かせない、触れただけで激痛がある場合は早急に医療機関を受診してください。レントゲン検査により正確な診断が可能です。

突き指の治療期間はどのくらいかかりますか？

軽度の場合は2～3週間程度ですが、靭帯損傷や骨折を伴う場合は数か月を要することもあります。個人差があるため、定期的な経過観察が重要です。完全な機能回復まで焦らず治療を継続することが大切です。

突き指を繰り返さないための予防法は？

スポーツ前の十分なウォーミングアップと指のストレッチが効果的です。また、テーピングによる予防的固定や、正しいボールの受け方を身につけることも重要です。日常生活では無理な動作を避け、指への負担を軽減することが大切です。

突き指で手術が必要になるケースは？

靭帯の完全断裂、複雑な骨折、関節の脱臼が認められる場合には手術が検討されます。また、保存的治療で改善が見られない慢性例でも手術適応となることがあります。ただし、当院の治療により手術を回避できるケースも多数あります。

突き指で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、突き指と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

突き指は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。