VDT症候群

VDT症候群とは

VDT症候群とは、パソコンやスマートフォンなどの画面を長時間見続ける作業によって、目や体、心に同時に現れる様々な症状の総称です。Visual Display Terminal症候群の略で、IT眼症やテクノストレス眼症とも呼ばれています。

現代社会では、仕事でのパソコン使用やスマートフォンの普及により、画面を見る時間が飛躍的に増加しました。特にコロナ禍以降のリモートワーク普及により、症状を訴える方が急激に増えている現代病の代表格です。

目の疲れや痛み、首や肩のこり、頭痛やめまいなど、一見関連がないように思える症状が同時に現れるのがVDT症候群の特徴です。単なる疲れ目と軽視されがちですが、放置すると日常生活に深刻な影響を与える可能性があります。

VDT症候群を放置すると、様々な深刻な問題が生じる可能性があります。まず眼精疲労が慢性化し、ドライアイや視力低下が進行します。目の表面が傷つきやすくなり、感染症のリスクも高まります。

首や肩のこりが悪化すると頚椎症や頚肩腕症候群に発展し、手のしびれや腕の痛みが生じることもあります。精神面では不安感や抑うつ状態が悪化し、睡眠障害や食欲不振などの自律神経症状も現れます。

集中力の低下により仕事の効率が著しく落ち、ミスが増えて職場での評価にも影響を与えかねません。最終的には、仕事を続けることが困難になったり、日常生活の質が大幅に低下したりする恐れがあります。

早期の適切な対処が何より重要です。症状を軽視せず、根本的な改善を図ることが大切です。

VDT症候群の原因

開院以来、当院にはVDT症候群でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、VDT症候群の原因はひとつではないということです。

VDT症候群の原因として次のものが挙げられます。

VDT症候群は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が重なり合うことにより、眼球周囲の筋肉や首・肩の筋肉が緊張し、自律神経の乱れなどが発生します。その結果、目の疲れや痛み、首や肩のこり、頭痛やめまいなど様々な症状が現れます。それは人によって違い、単に目薬を使ったり湿布を貼ったりするだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。VDT症候群は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

VDT症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

点眼薬による治療

根本的な原因である作業環境や姿勢の問題は解決されないため、一時的な症状緩和にとどまり継続的な使用が必要になります。また、防腐剤入りの点眼薬を長期使用すると、かえって目の表面を傷つける可能性もあります。症状の根本解決には至らず、薬に依存する状態が続いてしまいます。

筋弛緩剤の処方

薬物による対症療法のため根本解決にはならず、副作用のリスクもあり長期使用には注意が必要です。眠気やふらつきなどの副作用により、仕事や日常生活に支障をきたす場合があります。薬の効果が切れると症状が再発するため、根本的な改善は期待できません。

理学療法やリハビリテーション

通院の頻度が高く時間的負担が大きく、効果を実感するまでに時間がかかる場合があります。また、症状の根本原因である作業環境の改善まではカバーできません。筋肉の緊張を一時的に緩和するだけで、日常の作業に戻ると症状が再発しやすい状況が続きます。

VDT症候群を改善するために

まずはあなたのVDT症候群の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、VDT症候群の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

薬に頼らずあなたの自然治癒力を最大限に引き出すことを目指し、あなたの体質に合わせた施術プランをご提案します。VDT症候群でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

VDT症候群には、現在の身体の状態を正確に把握することが最も重要です。目の疲れだけでなく、首や肩の状態、自律神経の働きなども含めた総合的な検査が必要です。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。VDT症候群は神経骨格だけでなく、自律神経の専門家でもある院長にお任せください。

VDT症候群のQ＆A

VDT症候群は自然に治りますか？

VDT症候群は生活習慣や作業環境が原因のため、これらを改善しない限り自然治癒は困難です。適切な治療と環境改善により症状の軽減は可能ですが、放置すると悪化する傾向があります。

VDT症候群の人がやってはいけないことは？

長時間の連続作業、暗い場所での画面使用、不適切な姿勢での作業は症状を悪化させるため避けるべきです。適度な休憩を取り、正しい姿勢を心がけることが重要です。

VDT症候群と眼精疲労の違いは何ですか？

眼精疲労は主に目の症状のみですが、VDT症候群は目だけでなく首や肩のこり、頭痛、精神症状など体や心にも症状が現れる包括的な症候群です。

どのくらいの作業時間で症状が出ますか？

個人差がありますが、連続1時間以上の作業で症状が現れやすくなります。1時間ごとに10分程度の休憩を取ることで予防効果が期待できます。

ブルーライトカットメガネは効果がありますか？

一定の効果は期待できますが、根本的な解決にはならず、作業環境の改善や適切な休憩、正しい姿勢の維持がより重要です。

VDT症候群は何科を受診すればよいですか？

症状が複数の分野にまたがるため、眼科、整形外科、精神科など複数の科を受診する場合があります。総合的な診断と治療が必要な症状です。

VDT症候群で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、VDT症候群と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

VDT症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。