視性めまい

視性めまいとは

視性めまいとは、視覚情報の処理に関わる問題によって引き起こされるめまいの一種です。目から入る視覚情報と内耳の平衡感覚、体の感覚が正常に統合されないことで、ふらつきやめまい感を生じます。現代社会ではパソコンやスマートフォンの普及により、視覚的な負担が増加し、視性めまいで悩む方も増加傾向にあります。

厚生労働省の国民生活基礎調査によると、めまい・平衡機能障害で悩む人は全国で約240万人いるとされています。このうち視覚に関連するめまいは全体の約15-20％を占めると推定され、約36-48万人が視性めまいで悩んでいる可能性があります。決して珍しい症状ではありません。

視性めまいを放置すると、日常生活に深刻な影響が現れる可能性があります。まず転倒リスクが高まり、階段や段差で怪我をする危険性が増加します。仕事や家事の効率も大幅に低下してしまいます。

パソコン作業中にめまいが起こると集中力が途切れ、ミスが増える原因になります。慢性的な不安状態が続くことで自律神経の乱れが生じ、睡眠障害や消化器症状なども併発する可能性があります。

最悪の場合、外出への恐怖心から引きこもりがちになり、社会生活に大きな支障をきたすことも考えられます。電車通勤や車の運転も不安になり、職場での評価にも影響が出てしまいます。症状が軽いうちに適切な対処をすることが重要です。

症状への不安から睡眠の質が低下し、朝の疲労感や日中のパフォーマンス低下にも繋がります。早い段階で適切な処置をすることが大切です。

視性めまいの原因

開院以来、当院には視性めまいでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、視性めまいの原因はひとつではないということです。

視性めまいの原因として次のものが挙げられます。

視性めまいは複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が重なり合うことにより、視覚中枢の機能低下や頸部の筋緊張などが発生し、めまいが発症します。長時間のパソコン作業により目の筋肉が疲労したり、加齢による視力の変化が影響することもあります。それは人によって違い、単に目薬を使ったり休憩を取るだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。視性めまいは豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

視性めまいへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

根本原因の解決にならず、一時的な症状緩和に留まります。長期服用による副作用のリスクもあり、めまい止めを飲み続けることで体への負担が心配されます。また、身体は薬にどんどん慣れていくため、さらに強い薬が必要となり、薬に頼る負のサイクルに陥りかねません。薬を止めると再び症状が現れることが多いのが現実です。

眼科的検査・矯正

視力の問題が原因でない場合は効果が期待できず、根本的な解決に至らないことがあります。眼鏡やコンタクトを作っても症状が改善されないケースも多く見られます。視性めまいは単純な視力矯正では対応できない複雑な要因が関わっているためです。

平衡訓練

効果が現れるまで時間がかかり、継続的な通院が必要で費用負担も大きくなります。また訓練内容によっては症状が悪化することもあり、専門的な判断が重要になります。時間を費やしても改善に至らないことで、治すことに心が折れるケースも多々あります。

視性めまいを改善するために

まずはあなたの視性めまいの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、視性めまいの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

視性めまいは視覚系と平衡感覚の協調不全が関わっているため、頸椎の調整により脳への血流を改善することが重要です。また眼精疲労の軽減と自律神経の調整を同時に行うことで、症状の根本的な改善を目指します。薬に頼らずあなたの自然治癒力を最大限に引き出すことを目指し、あなたの体質に合わせた施術プランをご提案します。視性めまいでお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

視性めまいには、現在の身体の状態を正確に把握することが最も重要です。視覚機能だけでなく、頸椎や自律神経の状態なども含めた総合的な検査が必要です。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。視性めまいは神経骨格だけでなく、自律神経の専門家でもある院長にお任せください。

視性めまいのQ＆A

視性めまいは自然に治りますか？

視性めまいは多くの場合、根本的な原因を取り除かない限り自然治癒は困難です。視覚と平衡感覚の協調不全や頸椎の問題が関わっているため、適切な治療が必要になります。

視性めまいの人がやってはいけないことは？

長時間の連続したパソコン作業や読書は症状を悪化させる可能性があります。また急激な頭の動きや明暗の変化が激しい環境は避けることをお勧めします。

視性めまいと普通のめまいの違いは何ですか？

視性めまいは視覚情報が関わるめまいで、画面を見た後や視覚的な刺激で症状が現れます。一般的なめまいは内耳の問題が多く、頭を動かしたときに症状が現れることが特徴です。

パソコン作業を続けても大丈夫ですか？

適度な休憩を取りながらであれば問題ありませんが、連続した長時間の作業は症状を悪化させる可能性があります。1時間に1回は休憩を取ることをお勧めします。

どのくらいで改善効果が現れますか？

個人差がありますが、適切な治療を行えば数回の施術で症状の軽減を感じる方が多いです。完全な改善には数週間から数ヶ月かかる場合もあります。

視性めまいで悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、視性めまいと非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

視性めまいは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。