全身倦怠感

全身倦怠感とは

全身倦怠感とは、体全体が重く感じられ、普段通りの活動ができない状態を指します。単なる疲れとは異なり、十分な休息を取っても回復せず、「だるい」「力が入らない」「やる気が出ない」といった症状が長期間続く状態です。身体的な疲労感と精神的な無気力感が複合的に現れることが特徴です。

厚生労働省の国民生活基礎調査によると、慢性的な疲労感を訴える人は成人の約15-20％に上るとされています。特に働き盛りの30-50代に多く見られ、推定で約1,500万人が何らかの形で慢性的な倦怠感に悩んでいると考えられています。また、コロナ後遺症としての倦怠感も近年増加傾向にあります。

全身倦怠感を放置すると、仕事や学業のパフォーマンスが著しく低下し、社会生活に深刻な支障をきたします。免疫力の低下により感染症にかかりやすくなり、うつ病などの精神疾患を併発するリスクも高まります。

慢性的な疲労感は自律神経のバランスを崩し、ホルモンバランスの乱れを引き起こします。その結果、睡眠障害や食欲不振などの症状も現れやすくなります。痛みによるストレスが蓄積すると、不安感や抑うつ状態に繋がることもあります。

最悪の場合、重篤な基礎疾患の見逃しにより、治療が困難になったり生命に関わる状況に発展する可能性があります。早い段階で適切な処置をしていくことが必要です。

全身倦怠感の原因

開院以来、当院には全身倦怠感でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、全身倦怠感の原因はひとつではないということです。

全身倦怠感の原因として次のものが挙げられます。

全身倦怠感は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が重なり合うことにより、筋肉が硬直し関節の可動域が低下すると、末梢神経や血流が滞るなど機能低下が起こります。その結果、全身の組織への酸素供給不足から慢性的な倦怠感へと繋がります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。全身倦怠感は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

全身倦怠感への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

根本的な原因解決にならない場合が多く、副作用のリスクがあります。また、薬物依存の可能性もあり、長期使用には注意が必要です。身体は薬にどんどん慣れていくため、さらに強い薬が必要となり、薬に頼る負のサイクルに陥りかねません。

生活指導

患者自身の強い意志と継続的な努力が必要で、実践が困難な場合が多くあります。間違った方法では悪化する可能性が高くなります。正しい改善方法を知らないと効果が期待できないばかりか、せっかく改善されても悪化しかねないのが現実です。

精密検査

原因が特定できない場合が多く、検査費用や時間的負担が大きくなることがあります。検査で異常がなくても症状が続く場合は、機能的な問題や心身のバランスの乱れが考えられるため、別のアプローチが必要になります。

全身倦怠感を改善するために

まずはあなたの全身倦怠感の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、全身倦怠感の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

全身倦怠感の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。筋肉や関節だけでなく、自律神経や内臓の状態も重要と考えています。全身の負担が様々な部位から影響を受けていることもあるからです。

薬に頼らずあなたの自然治癒力を最大限に引き出すことを目指し、あなたの体質に合わせた施術プランをご提案します。全身倦怠感でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

当院の特徴

3500件以上の改善実績がある院長が、検査から施術を最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

全身倦怠感には、現在の身体の状態を正確に把握することが最も重要です。筋肉や関節だけでなく、自律神経や内臓の状態なども含めた総合的な検査が必要です。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。全身倦怠感は神経骨格だけでなく、自律神経の専門家でもある院長にお任せください。

全身倦怠感のQ＆A

全身倦怠感は自然に治りますか？

軽度の場合は生活習慣の改善により自然回復することもありますが、長期間続く場合は適切な治療が必要です。慢性化すると治療が長期間必要になるため、早めの対応が重要です。

全身倦怠感の人がやってはいけないことは？

過度な運動や無理な活動は症状を悪化させる可能性があるため、体調に合わせた適度な活動を心がけることが大切です。また筋力の低下を指摘された方が、筋トレに励んでいる事があるのですが、筋肉がガチガチに固まった状態では、かえって改善の邪魔になります。

血液検査で異常がなくても治療は必要ですか？

検査で異常がなくても症状が続く場合は、機能的な問題や心身のバランスの乱れが考えられるため治療が有効です。原因が分かることで、治療計画も立てることが出来ますし、最短距離で改善していく道筋を立てることが出来ます。

運動をしても大丈夫ですか？

軽度な有酸素運動は改善に効果的ですが、激しい運動は避け、体調に応じて調整することが重要です。適切な運動は筋力強化につながり改善効果がありますが、無闇に間違った筋トレや運動療法はさらに症状が悪化し、かえって治りにくい状態に陥りますので注意が必要です。

ストレスが原因の場合はどう対処すればいいですか？

ストレス管理技術の習得、適度な休息、リラクゼーション法の実践などが効果的です。慢性化した場合は専門医による診断と適切な治療計画が必要です。焦りは自律神経を乱すことに繋がるので、まわりと自身を比べて追い込まないようにしていただければと思います。

他の病気の前兆である可能性はありますか？

甲状腺疾患、糖尿病、貧血などの初期症状として現れることがあるため、継続する場合は精密検査が必要です。根本的問題は解決しませんが、薬は一時的な緩和には効果があります。

全身倦怠感で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

自然法則に則った心と体を整える当院の整体は、全身倦怠感と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

全身倦怠感は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。