
院長:小林お気軽にご相談ください!


こんにちは、こばやし整体院・ひばりヶ丘院の小林です。最近、気持ちの落ち込みや急に押し寄せる不安感に驚いている方からのご相談が増えてきました。ふと涙が出てきたり、些細なことでイライラしてしまったり、そんな自分に戸惑っている方も多いのではないでしょうか。
実は、心の不調とホルモンバランスの乱れには深い関わりがあり、更年期障害による症状のひとつとして心療内科を検討される方も少なくありません。今日はそんな不安を抱える方に向けて、原因と対処法をじっくりお伝えしたいと思います。




心の不調は自律神経の乱れが大きく関わっていることが多く、体からアプローチすることで軽くなるケースも実際にたくさん見てきました
40代半ばから50代にかけて、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が急激に減っていきます。このホルモンの変化が脳の神経伝達物質にも影響を与え、心の不調につながることが分かっています。まずはその仕組みを一緒に理解していきましょう。
エストロゲンには、セロトニンという「幸せホルモン」の働きを助ける役割があります。分泌が減ることでセロトニンの働きも低下し、気分の落ち込みや不安感が強くなりやすいのです。今まで平気だったことに落ち込んでしまう、というのもこのためです。


さらに、この時期は自律神経も乱れやすくなります。ホルモンバランスと自律神経は密接に関係しているため、片方が乱れるともう片方にも影響が出やすくなるのです。つまり心と体は、思っている以上に繋がっています。
そしてこの自律神経の乱れは、単に気持ちの問題ではなく、体の構造的な部分からも起こることがあります。ここが、私たち整体師が関われる部分でもあるのです。
心の不調だけでなく、体にもさまざまな変化が起こります。ご自身に当てはまるものがないか、少し確認してみてください。
こうした体の不調が続くと、それ自体がストレスとなり、心の不調をさらに悪化させてしまうという悪循環に陥ることもあります。体がつらいから眠れない、眠れないから余計に気持ちが不安定になる、というループに心当たりがある方もいるかもしれません。
「まずどこに相談すればいいのか分からない」という声を、施術中によく聞きます。判断のポイントを整理してみましょう。ここでは受診先の考え方について、私なりの視点でお話しします。
気分の落ち込みや不安感が強く、何をしても楽しめない、涙が止まらないといった状態が続く場合は、心療内科での相談が向いています。一方で、ほてりや発汗といった身体症状が中心であれば、婦人科でホルモン値を確認するのもひとつの方法です。
どちらが正解というわけではなく、症状の出方によって適した窓口が変わってくるということを知っておくだけでも、少し気持ちが軽くなるかもしれません。迷ったときは、まず今つらいと感じている症状を紙に書き出してみるのもおすすめです。
心療内科という言葉に、少し抵抗を感じる方もいらっしゃると思います。それは決して弱さの表れではなく、自然な感情です。無理に急いで決断する必要はありません。
ただ、つらい状態を我慢し続けることが一番よくないということは、ぜひ知っておいていただきたいと思います。早めに専門家に相談することで、回復までの道のりが短くなることも多いのです。ためらう時間がもったいないと感じることさえあります。
心療内科での治療と並行して、体の状態を整えることも心の安定に大きく関わってきます。ここでは、私が現場で二十年以上見てきた体からのアプローチについてお話しします。
自律神経は背骨、とくに首や骨盤の周辺を通る神経と深く関係しています。この部分の筋肉が硬くなったり、骨盤の歪みがあったりすると、自律神経の働きそのものが乱れやすくなるのです。


実際に当院にいらっしゃる方の中には、肩や首のこりを整えることで眠りが深くなり、結果として気分の落ち込みが軽くなったという方が何人もいらっしゃいます。体の緊張がゆるむと、不思議と心の緊張もゆるんでいくのです。
これは決して大げさな話ではなく、姿勢や骨格の状態が神経の通り道に影響を与えるという、ごく自然な仕組みによるものです。だからこそ、心だけでなく体にも目を向けてみる価値があると私は考えています。
すぐに実践できるセルフケアもご紹介しておきます。継続することで、少しずつ変化を感じられるはずです。
どれも小さなことですが、自律神経を整えるうえでは積み重ねが何より大切です。焦らず、できることから始めてみてください。一気に全部やろうとせず、まずはひとつだけ試してみるくらいの気持ちで十分です。
更年期の心の不調は、本人の気持ちの弱さでは決してありません。ホルモンという、自分では制御できないものが原因になっているケースがほとんどです。
「もっと頑張らなきゃ」「これくらいで弱音を吐いてはいけない」と、自分を追い込んでしまう方を今まで何人も見てきました。でも、そういう時こそ誰かに話を聞いてもらうことが、回復への一番の近道になります。


ご家族に理解してもらうことも大切ですが、専門家に相談することでしか分からない視点もたくさんあります。悩みを共有できる場所を持っておくこと自体が、心の支えになるのです。あなたが今感じているつらさは、決して珍しいものではありません。
当院では、心療内科のような心へのアプローチとは違った角度から、体の状態を整えるお手伝いをしています。自律神経の乱れに直接関わる骨盤や背骨の状態を確認し、その方に合った施術を行っています。


通常の整体では対応が難しいとされる症状にも向き合ってきた経験がありますので、他院で「様子を見ましょう」と言われた方も、一度お話を聞かせていただけたらと思います。ひとりひとりの状態に合わせて、無理のないペースで進めていきます。
更年期に起こる心の不調は、決して珍しいことではありませんし、あなただけが特別つらい思いをしているわけでもありません。ホルモンの変化という自然な体の反応が背景にあるからこそ、体と心の両方からケアをしていくことが大切だと私は考えています。
心療内科での治療を検討されている方も、それと並行して体のコンディションを整えることで、回復のスピードが変わってくることがあります。焦らず、ご自身に合った方法を少しずつ試していってください。


もし「どこに相談すればいいか分からない」「体の面から何かできることはないか」と感じたら、ひとりで悩まずにいつでもお声がけください。私たちがそばで力になれることが、きっとあると思っています。

