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発作がまた起きる…パニック障害の原因を一つに絞れない理由

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電車に乗ると急に胸がドキドキして息苦しくなり、また同じことが起きるのではないかと不安になる。会議中や人混みでも同じような感覚に襲われることがあり、このまま様子を見ていいものかと迷う方も多いのではないでしょうか。

こばやし整体院・ひばりヶ丘院の小林です。この記事では、パニック障害の原因として考えられていること、自分でできる対処、相談を考えたいタイミングについてお話しします。

先に全体像を確認したい方は、パニック障害の症状ページもあわせてご覧ください。ここでは、原因を中心に順を追ってお伝えしていきます。

院長:小林

まず原因から確認しましょう

目次

電車の中で突然の動悸が起きるとき

満員電車や会議中に、急な動悸や息苦しさを感じることがあります。何の前触れもなく起こるため、体に大きな異常があるのではと感じてしまう方も少なくありません。

ところが病院で検査を受けても、はっきりした異常が見つからないことが多いのがこの症状の特徴です。原因がわからないまま発作だけが繰り返されると、不安がどんどん膨らんでしまいます。次に発作が起きたらどうしようという恐怖が先回りして、電車に乗る前から体が緊張してしまう方もいます。

ストレスだけが原因と決めつけないほうがいい理由

発作のきっかけをストレスひとつに絞ってしまう方は少なくありません。仕事や育児で忙しい時期に発作が始まると、原因はやはり忙しさだと思い込んでしまうのも自然な流れです。

実は、ストレスは発作を引き起こすきっかけのひとつにすぎず、他の背景と重なって症状が出ているケースが多いとされています。原因をひとつに決めつけてしまうと、それを取り除けば治るはずだと考えてしまい、思うように改善しない自分にさらに焦りを感じてしまうことがあります。もう少し広い視点で背景を捉えることが、遠回りを避ける近道になります。

発作を引き起こす複数の背景要因

発作が起こる背景には、いくつもの要因が重なっていると考えられています。一つひとつを見ていきましょう。

脳の働きや体質による部分

脳の中で不安や恐怖に関わる部位の働き方には、もともと個人差があるとされています。体質的に反応が強く出やすい方もいるため、これは意志の弱さが原因というわけではありません。この点を知っておくだけでも、自分を責める気持ちが少し軽くなることがあります。

環境の変化や性格傾向との関わり

引っ越しや転職、育児との両立といった環境の変化が、発症のきっかけになることがあります。真面目で完璧主義な性格傾向のある方は、発作の起きやすさに関わりやすいともいわれています。

こうした背景は一つひとつは小さく見えても、いくつも重なり合うことで発作の出やすさにつながっていきます。体質と環境、そして日々の疲れが少しずつ積み重なって発症に至ることが多いため、原因を一点に求めすぎないほうが自然な理解に近づきます。

不安と回避が悪循環を生んでいく過程

発作そのものよりも、また起きるのではという不安のほうがつらいと感じる方は意外と多くいます。

電車や人混みを避けるようになると、外出や運動の機会が自然と減り、体を動かさない生活が続いてしまいます。すると自律神経の乱れがさらに強まり、次の発作が起きやすい状態を自分でつくってしまうこともあります。

不安から行動を制限し、その制限がまた新しい不安を生むという流れに入り込みやすいのが、この症状の厄介なところです。生活の範囲が狭くなっていくことに気づいたときは、一度立ち止まって見直すきっかけにしてほしいところです。

自宅でできることと無理をしない線引き

自宅でできることは、体の緊張をゆるめる工夫が中心になります。特別な道具は必要なく、日常の中で少しずつ取り入れられるものが多いです。

深呼吸を意識してみる、睡眠時間を整える、コーヒーやエナジードリンクの量を見直してみる。こうした小さな工夫から始めてみてください。ただし、動悸が強く長く続く、胸の痛みが伴うといった場合は、無理に自分だけで抱え込まないほうがよいでしょう。

そうした状態が続くなら、まず医療機関で確認しておきたいところです。身体の病気ではないと分かるだけでも、それが安心につながることがあります。自己判断で様子を見続けるより、早めに専門家の目を通したほうが結果的に不安を減らせることも多いです。

医療機関への相談を考えたいタイミング

発作が繰り返され、生活に支障が出てきたら、それが相談を考えるひとつのタイミングになります。

医療機関では、問診や検査を通じて状態を確認し、必要に応じて薬物療法や認知行動療法が提案されることがあります。どちらが合うかは人によって異なり、状態によって判断が変わるため、詳しくは医療機関で確認してください。治療を受けながら生活のリズムを整えていくことで、少しずつ発作への不安が和らいでいくケースもあります。

体の緊張という視点から考えてみる

数々のご相談の中でも多いのが、発作が起きてから体全体が緊張したままになっているという状態です。

呼吸が浅くなったり、肩や背中に力が入りやすくなったりすることで、自律神経の乱れがそのまま続いてしまうことがあります。当院にいらっしゃる方の中にも、発作の後から姿勢が前かがみになりやすくなったという声を聞くことがあります。

治療院としては、こうした体の使い方や姿勢の癖に目を向け、緊張しにくい状態を目指すお手伝いができると考えています。薬や治療とは別の角度から、体の負担を減らしていくという選択肢を持っておくのも一つの方法です。

今日から確認しておきたいこと

パニック障害の原因は一つではなく、体質や環境、生活習慣がいくつも重なって起きていると考えられています。原因を一点に求めるより、複数の背景を少しずつ整理していくほうが、対処の道筋も見えやすくなります。

今日からできることとして、まずは睡眠の質や呼吸の浅さを振り返ってみてください。無理に発作を抑え込もうとせず、日々の小さな負担を減らすことから始めてみるとよいでしょう。

発作の背景にある体の緊張や生活習慣も含めて確認したい方は、こばやし整体院・ひばりヶ丘院へお気軽にご相談ください。


院長:小林

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