
院長:小林お気軽にご相談ください!


こんにちは、こばやし整体院・ひばりヶ丘院の小林です。急に汗が止まらなくなったり、夜中に目が覚めて朝までぼんやりしてしまったりすると、なんとかしなきゃという焦りが強くなるものです。特に40代後半から50代にかけては、体が思うように動かない日が増えてくる時期でもあります。
軽い運動を朝や休みの日にやってみたら少しは楽になるかしらと考えて、このページに辿り着いた方も多いのではないでしょうか。今回は更年期障害と運動の関係について、地域で長く施術を続けてきた立場からお話ししていきます。





運動を始める前に、まず知っておいてほしいことがあります
40代後半あたりから、汗のかき方や眠りの深さが以前と違うと感じ始める方は少なくありません。そうした変化を前にして、まずは体を動かしてみようと思うのは自然な流れといえます。ここでは体を動かしたくなる背景と、そこに潜んでいる注意点について整理していきます。


女性ホルモンであるエストロゲンは、体温調節や自律神経のバランスを支える働きを持っています。この分泌が急激に落ちてくると、体温調節がうまくいかずホットフラッシュが起きたり、寝つきや眠りの深さに影響が出たりします。
体を動かして血の巡りを良くすれば少しは楽になるだろうと考えるのは、決して見当違いな発想ではありません。実際、当院にいらっしゃる方の中にも、そうした思いから軽い運動を始めた方が何人もいらっしゃいます。
以前は平気だった階段の上り下りや買い物の荷物が急にこたえるようになった、という声もよく伺います。筋力や基礎代謝が落ちていく時期でもあるため、体を強くしなくてはという気持ちが強くなるのも無理はありません。ただ、この焦りが原因で無理な運動に走ってしまうケースもあります。ここは一度立ち止まって、自分の体の状態と向き合ってみてほしいところです。


朝の空気を感じながら少し歩いたり、休みの日にまとめて体を動かしたりする習慣は、多くの情報サイトでも勧められています。しかし更年期の時期特有の注意点があることは、意外と知られていません。良い面と気をつけたい面を、順番に見ていきましょう。
朝に日の光を浴びながら軽く体を動かすと、自律神経のスイッチが入りやすくなるといわれています。交感神経が緩やかに立ち上がることで、日中の活動リズムが整いやすくなるためです。散歩やストレッチのような軽い運動は、更年期の体にとって取り入れやすい選択肢のひとつといえるでしょう。無理に長く続けようとせず、まずは短い時間から始めてみることをお勧めします。
平日は忙しくて動けないから、休みの日にまとめて運動しようと考える方は本当に多いです。ただ体力が落ちている時期に急に負荷をかけると、翌日以降に疲労が抜けきらず、むしろ不調を助長してしまうことがあります。
運動そのものが悪いわけではなく、体の状態に合わない負荷のかけ方が症状を長引かせているケースを、当院では数多く見てきました。頑張りすぎることが、逆に回復を遠ざけてしまう場合があるのです。
散歩やヨガを試してみたけれど、思ったほど楽にならなかったという声も少なくありません。これは運動量が足りないからではなく、そもそも自律神経の乱れや骨格の歪みといった別の要因が根底にあるためです。運動だけで整えようとしても、根本の部分が変わらなければ体感できる変化は限定的になってしまいます。





頑張っているのに変化を感じられない方には、こんな共通点があります
ここまで運動の話をしてきましたが、実は運動よりも先に確認しておきたいポイントがあります。当院に来院される更年期障害の方の多くに共通して見られる、体の状態について順番にお伝えします。


意外に感じるかもしれませんが、頭蓋骨のわずかな歪みが、ホルモン分泌をつかさどる視床下部や下垂体の働きに影響を及ぼすことがあります。この部分が緊張した状態のままだと、どれだけ運動を頑張っても体温調節や睡眠のリズムが整いにくいままになってしまいます。頭のあたりが常に重く感じる方は、この緊張が関係していることも考えられます。
長年の姿勢の癖によって胸郭や骨盤の動きが制限されていると、せっかく運動をしても血流やリンパの流れが十分に促進されません。特にデスクワークや家事で前かがみの姿勢が続いている方は、このパターンに当てはまりやすい傾向があります。日々の小さな癖の積み重ねが、思っている以上に体の巡りに影響しているのです。


ストレスや不規則な生活が続くと、消化器系をはじめとした内臓に負担がかかり、代謝が落ちてしまうことがあります。体を強くするつもりで運動を増やす前に、内臓の疲労が溜まっていないかを確認することが、実は近道になる場合も多いんです。焦って運動量を増やすより、体の内側から整えることが結果的に早い変化につながることがあります。
ここからは当院がどのように更年期障害と向き合っているかをお伝えします。運動だけでは届かない部分に、どのようにアプローチしているのかを知っていただけたら嬉しいです。


当院では頭蓋骨の歪みや自律神経の状態、内臓の緊張具合まで細かく検査を行います。運動を勧める前に、まずはその方の体が今どういう状態にあるのかを把握することを大切にしているためです。検査の結果を踏まえたうえで、無理のない範囲での過ごし方についても一緒に考えていきます。
検査から施術まで、私自身が一貫して担当させていただいています。担当者が変わることで生じる説明の重複や見落としを防ぎ、変化を丁寧に追いかけていくためです。これまで3500件以上の症例に向き合ってきた経験も、この一貫した対応があってこそ積み上げてきたものだと感じています。


ホルモン補充療法などの薬物療法には副作用のリスクも伴います。当院では体が本来持っている調整力を引き出すことを目指し、ソフトな刺激で骨格と自律神経を整える施術を行っています。運動を無理に頑張らなくても、体が整うことで日常の動きやすさが変わってくることを実感していただけると思います。長年つらい症状に悩まされてきた方ほど、体の変化に驚かれることが多いのも事実です。
ここまで読んで、運動を諦めた方がいいのかと思われた方もいるかもしれません。そうではなく、順番を少し工夫してほしいというのが私からの提案です。無理のない範囲で、以下のような進め方を意識してみてください。
運動は決して悪者ではありません。ただ、それが今のあなたの体に合っているかどうかは、実際に確認してみないと分からない部分も多いのです。焦って自分を追い込むより、まず今の状態を知ることから始めてみてほしいと思います。


更年期障害の症状に対して、朝の軽い運動や休みの日の体づくりを試してみようという気持ちは、決して間違っていません。ただその効果を十分に感じるためには、自律神経や骨格の状態が整っていることが前提になります。
運動を頑張っても変化を感じにくいと悩んでいる方ほど、実は体の根本的な部分に原因が隠れていることが多いというのが、これまで多くの方を診てきた私の実感です。つらい症状を我慢しながら過ごす必要はありません。どうか一人で抱え込まず、いつでもお気軽にご相談ください。あなたが少しでも楽な気持ちで毎日を過ごせるよう、私たちも力を尽くしていきます。

