
院長:小林お気軽にご相談ください!


こんにちは、こばやし整体院・ひばりヶ丘院の小林です。今日は診療の合間に、ふと窓の外を眺めながらこの記事を書いています。




「家族に何度説明しても、なかなか分かってもらえないんです」というご相談を、この時期は本当に多くいただきます
当院にご来院される40代から50代の女性の中には、更年期障害による体調の変化そのものよりも、それを家族に伝わらないもどかしさに苦しんでいる方が少なくありません。
ホットフラッシュやイライラ、不眠といった症状は目に見えないぶん、どうしても家族には「性格が変わった」「気分屋になった」と誤解されやすいのです。
今日はそんなお悩みを抱えるあなたに向けて、更年期のつらさがなぜ家族に伝わりにくいのか、そしてどう伝えれば理解してもらいやすくなるのかを、じっくりお話ししていきたいと思います。
まずは、家族の理解が得られにくくなってしまう背景から一緒に見ていきましょう。原因が分かるだけで、気持ちがすっと軽くなることもありますよ。


骨折や発熱のように誰の目にも明らかな不調であれば、家族も「大変そうだから休んで」と自然に気遣ってくれます。ところが更年期の症状はホットフラッシュのような一時的な発汗、原因不明のイライラ、朝起きても取れない疲労感といった、外からは分かりにくいものばかりです。
本人にしか感じられない不調だからこそ、家族からすると「怠けているのでは」「単なる気分の問題では」と受け取られてしまうことが多いんですね。これは家族に思いやりがないわけではなく、そもそも更年期という現象への知識が圧倒的に不足しているために起こる、ごく自然なすれ違いなのです。
更年期障害は、女性ホルモンであるエストロゲンが急激に減少することで、自律神経のバランスが乱れて起こる不調です。この医学的な背景を知らないまま接すると、家族はイライラや涙もろさを本人の性格や努力不足だと感じてしまいがちです。
あなた自身も、なぜこんなに感情が揺れるのか分からず戸惑っているのに、それを家族にうまく説明できず、余計に苦しくなってしまうという方も多いのではないでしょうか。


まずはこのホルモンの変化が原因であるという事実を、家族と共有することが、理解への第一歩になります。加えて、更年期の症状は日によって波があることも、家族が理解しづらい要因のひとつです。今日は元気そうに見えても、翌日には起き上がれないほどだるいということも珍しくありません。
この波があるからこそ、家族は「昨日は大丈夫だったのに、今日はどうしたの」と戸惑ってしまい、結果として本人が余計に説明しづらくなってしまうという悪循環が起こりやすいのです。
ここからは、実際に当院に来られる患者さんが実践して「少し楽になった」と話してくれた伝え方の工夫をご紹介します。難しいテクニックではなく、誰でも今日から試せる方法です。
「もう限界」「分かってくれない」という感情だけをぶつけてしまうと、家族も身構えてしまい、話が前に進みにくくなります。
それよりも「夜中に何度も目が覚めて、朝から体がだるい」「急に汗が出て、人前にいるのがつらい」というように、具体的な症状を淡々と伝えるほうが、家族も状況を理解しやすくなります。感情ではなく事実を並べることで、家族側も「それは大変だったね」と受け止めやすくなるのです。
イライラが頂点に達している最中に伝えようとすると、どうしても口調が強くなり、家族も反発してしまいます。
できれば夕食後のくつろいだ時間や、休日の午前中など、双方に余裕があるタイミングを選んで話すことをおすすめします。
ちょっとした準備が、その後の家族の反応をぐっと変えてくれることがありますよ。
「理解してほしい」だけでは、家族も何をすればいいか分からず戸惑ってしまいます。そこで「この時間だけは家事を手伝ってほしい」「イライラしていても、少し距離を置いて見守ってほしい」など、具体的な行動としてお願いすることが効果的です。


家族としても、何をすればいいのか分かれば動きやすくなりますし、結果としてあなたの負担も軽くなっていきます。
さらに、新聞記事やインターネットの信頼できる情報を一緒に見てもらうのも、ひとつの方法です。あなた個人の悩みではなく、社会的にも共通する不調なのだと知ってもらうだけで、家族の受け止め方が変わることがあります。
ここまで家族への伝え方についてお話ししてきましたが、実はどれだけ理解を得られたとしても、体の不調そのものが軽くなるわけではありません。この章では、体の側からのアプローチについてお伝えします。


家族に気持ちを分かってもらえると、心はずいぶん軽くなります。ですが、ホットフラッシュや頭痛、動悸といった身体症状は、家族の理解だけでは改善しないケースがほとんどです。
実際に当院へ来院される方の中にも、「家族には理解してもらえたけれど、症状自体は変わらない」というお声をよく耳にします。これはホルモンバランスの乱れに加えて、長年の姿勢の崩れや自律神経の乱れ、頭蓋骨のわずかな歪みなど、身体側に根本的な原因が残っているケースが多いためです。
当院ではこれまで3500件以上の症例を通じて、更年期の不調には一人ひとり異なる複数の原因が絡み合っていることを実感してきました。だからこそ、家族への伝え方を工夫することと並行して、自分の体そのものと向き合う時間を持っていただきたいと思っています。
更年期の不調は、気合いや根性でやり過ごせるものではありません。むしろ、我慢を続けることで自律神経がさらに乱れ、症状が悪化してしまうことも少なくないのです。当院では頭蓋骨の状態や自律神経の緊張、内臓の機能まで丁寧に検査し、あなたの不調がどこから来ているのかを一緒に探っていきます。
「病院に行っても異常なしと言われた」「薬を飲んでも改善しない」という方も、諦めずにぜひご相談ください。


また、家族に相談しても伝わらなかった経験が続くと「もう誰にも言わない」と心を閉ざしてしまう方もいらっしゃいます。ですが、伝え方を変えるだけで反応が変わったという声も多いので、諦める前にもう一度だけ試してみてほしいと思います。
当院に来院される患者さんの中には、ご主人と一緒にいらっしゃる方もいます。実際に体の状態を検査結果として目で見てもらうことで、ご家族の理解がぐっと深まったというケースも少なくありません。
言葉だけで伝えるよりも、専門家の説明や検査結果という第三者の視点が加わることで、家族も安心して受け止めやすくなるのだと思います。
| よくある状態 | 当院で見えてくること |
|---|---|
| 家族には話せたが症状が変わらない | 自律神経や頭蓋骨の緊張が残っている可能性 |
| 薬を飲んでも一時的にしか楽にならない | 根本原因が別の場所にあることが多い |
| イライラと同時に頭痛やめまいがある | 複数の原因が重なり合っている状態 |
更年期のつらさは、家族に伝わりにくいからこそ、あなた一人の中でどんどん大きくなってしまいます。でも、伝え方をちょっと工夫するだけで、家族との距離は確実に近づきますし、体の不調についても、原因が分かれば改善への道筋がはっきり見えてきます。
私はこれまで開業から20年以上、更年期の不調に悩む多くの女性と向き合ってきました。その中で感じるのは、家族の理解と体のケア、その両方が揃ったときに初めて、本当の意味で楽になれるということです。


どうか、つらさを一人で抱え込まないでください。家族にうまく伝えられなくて苦しいときも、体の不調がなかなか改善しないときも、あなたが頑張ってきたことに変わりはありません。
不安な気持ちのまま毎日を過ごすのではなく、まずは今の体の状態を知ることから始めてみませんか。当院はいつでも、あなたのお話をじっくり伺う準備をしてお待ちしています。

