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食生活を変えたらめまいが消えた?その理由

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突然ですが、最近こんなことはありませんか?朝起き上がろうとしたときにグラッとする、台所に立っているとなんとなくフワフワする、特に何もしていないのに視界がぐるりと回る感覚がある。

そういっためまいの悩みをお持ちの方が、当院にも多くいらっしゃいます。「病院に行ったけど異常なし」「薬を飲んでも一時的にしか楽にならない」そんなふうにお話しくださる方がとても多いんです。

実は長年の臨床を通じて感じることがあります。それは、めまいを訴える方の多くに、日々の食事に共通したある傾向が見られるということです。今回はその視点から、日常の食習慣とめまいの深い関係についてお伝えしていきます。

院長:小林

20年以上、のべ3500件以上のめまい症例と向き合ってきて、食習慣の乱れがめまいの引き金になっているケースは本当に多い。薬でごまかす前に、まず毎日の食事を見直してみてほしい

目次

めまいと食事が関係しているって本当?

「整体師がなぜ食事の話をするの?」と思われたかもしれません。でも、身体は一つのつながりで動いています。骨格や神経だけを診ていれば良いわけじゃない、というのが20年以上の臨床で得た正直な実感です。

内耳のリンパ液のバランスや、脳への血流、自律神経の安定、これらはすべて日々の栄養状態と深く結びついています。何を食べるか、どのように食べるか、それがめまいの出やすさに直結しているのです。

特に更年期を迎えた40〜50代の女性や、不規則な食事が続くデスクワーカーの方、あるいは食が細くなりがちなシニアの方などは、食事の乱れがそのまま体の不調として出やすい傾向にあります。あなた自身の食生活、ここ最近どうですか?

こんな食習慣がめまいを引き起こしやすい

開院して20年以上、当院にめまいでお越しになる方のカウンセリングを積み重ねてきました。その中で、めまいを起こしやすい方に共通してよく見られる食習慣があります。自分に当てはまるものがないか、一緒に確認してみましょう。

水分をほとんど摂っていない

「そんなに汗もかかないし、水は飲まなくても大丈夫」と思っていませんか?実はこれ、非常に危険な落とし穴です。体の中の水分が少しでも不足すると、血液が濃くなり、脳への血流が滞りやすくなります。

特にエアコンが効いた室内にいると喉の渇きに気づきにくいため、知らないうちに慢性的な脱水状態に陥っているケースが多いです。コーヒーや緑茶は利尿作用があるため、これだけを飲んでいる方は意識的に水や麦茶を増やしてみてください。

鉄分・ビタミンB群が慢性的に不足している

女性に多いのですが、貧血気味であることを自覚しないまま過ごしている方が多くいらっしゃいます。鉄分が不足すると血液が酸素を運ぶ力が落ち、内耳や脳への酸素供給が低下します。それが立ちくらみや浮動性のめまいとして現れることがあります。

ビタミンB群、とりわけB12は神経の働きを支える重要な栄養素です。菜食傾向の強い方や、お肉・卵・乳製品をほとんど食べない方は要注意です。めまいの改善には、レバーやほうれん草、小魚、ナッツ類など、鉄分とビタミンB群を含む食材を意識的に取り入れることがとても大切です

食事を抜く・まとめ食いをしている

忙しい毎日の中で、「昼は食べる時間がなかった」「夜だけしっかり食べる」という方はいませんか?このような食べ方は血糖値を急激に上下させ、自律神経のバランスを大きく乱します。

血糖値が急に下がるとき、体はフラフラとした低血糖症状を起こします。これがめまいとして感じられることは珍しくありません。特に食後しばらくして「頭がぼんやりする」「少しフワっとする」という方は、食べ方そのものを見直してみる必要があります。

冷たいものや甘いものを過剰に摂っている

東洋医学的な視点から言うと、冷たいものや甘いものを摂り過ぎると、体の中に「余分な水分=水滞」が溜まりやすくなります。これは内耳のリンパ液の代謝にも影響し、グルグルと回転するようなめまい(回転性めまい)の引き金になることがあります。

アイスやジュース、スイーツが大好きという方、また夏場に冷たい飲み物ばかり摂っている方は、少しずつ温かい飲み物に切り替えてみてください。体の中から温めることで、めまいが和らぐケースも少なくないですよ。

アルコールやカフェインの摂りすぎ

お酒やコーヒーが好きな方、これも気をつけていただきたいポイントです。アルコールは内耳のリンパ液の浸透圧に直接影響し、めまいや耳鳴りを誘発することがあります。カフェインは血管を収縮させ、血流を悪化させることがあります。

「仕事が終わったら毎日缶ビール2本」「コーヒーは1日5杯以上」という習慣がある方は、試しに2週間だけ量を減らしてみてください。それだけで体の状態が変わってくることがあります。

めまいに関係する栄養素と食材一覧

では具体的に、めまいの予防や改善に役立つとされる栄養素と、それを含む食材をまとめておきます。毎日の食事に取り入れるヒントにしてみてください。

栄養素主なはたらき含まれる食材の例
鉄分酸素運搬・貧血予防レバー、ほうれん草、小松菜、納豆、牡蠣
ビタミンB12神経機能の維持サバ、イワシ、卵、牛乳、チーズ
マグネシウム筋肉・神経の安定、血圧調整アーモンド、ひじき、豆腐、バナナ
カルシウム神経・内耳機能のサポート小魚、乳製品、ブロッコリー
ビタミンD内耳の健康維持・カルシウム吸収促進鮭、マグロ、干しシイタケ、卵黄
水分・電解質血液の循環・内耳リンパ液の安定水、麦茶、スープ類、味噌汁

食後にめまいがする場合は要注意

「ご飯を食べた後にフラっとすることがある」という方、これは食後低血圧や血糖値の急激な変動が関わっていることがあります。食べた後に胃腸に血液が集中し、脳への血流が一時的に低下するために起こります。

この症状は特に、高齢の方や自律神経が乱れがちな方に起きやすいです。対策としては、一度に大量に食べないこと、食後すぐに立ち上がらないこと、炭水化物を単独で大量に摂らないことが有効です。少量を数回に分けて食べる「分食」も試してみる価値があります。

食事を整えてもめまいが続くなら、体の根本をみる必要があります

食習慣の見直しはとても大切なことですが、それだけで完全にめまいが解消しない場合もあります。なぜなら、めまいの原因はひとつではないからです。

当院にいらっしゃるめまいの患者さんの多くは、食事や生活習慣に加えて、骨格の歪み、頸椎(首の骨)のズレ、自律神経の機能低下、内臓の疲弊など、複数の要因が重なり合っています。食事を整えることは改善の入口であり、体全体のバランスを取り戻すことが根本的な解決につながります。

「整体でめまいが良くなるの?」と半信半疑でいらっしゃる方もたくさんおられます。でも実際に、当院で施術を重ねるうちに、ふわふわとした浮動感が落ち着いてきた、以前ほど立ちくらみが起きなくなった、という変化を実感される方が多くいらっしゃいます。

めまいの原因は一人ひとり違う

開院以来、数多くのめまいの方と向き合ってきて断言できることがあります。それは、めまいの原因は一人ひとり異なるということです。「なぜ自分だけこんなにめまいが続くのだろう」と悩んでいる方も、必ず原因があります。

当院では、脳反射を利用した検査や姿勢分析、動きの検査など5種類の独自検査を用いて、あなたのめまいの原因を一つひとつ丁寧に探っていきます。原因が明確になれば、その人に合った施術計画を立てることができます。原因のわからないまま治療を続けることの辛さを、これ以上感じなくていいのです。

食事と整体、両輪で体を整える

院長の私自身も、食習慣と身体の状態は切り離せないものだと日々痛感しています。施術でお身体を整えながら、日常生活でのセルフケアとして食習慣を改善していただくことで、回復の速度は大きく変わります。

「何を食べればいいか」「今の自分の食事のどこが問題か」といったことも、施術の中でお話しすることができます。どうか一人で悩まず、まずはお気軽に相談してみてください。

まとめ:日々の食事はめまいの処方箋になる

今日お伝えしたことを改めて整理しておきます。めまいと食事の関係は決して無視できません。水分不足、栄養の偏り、血糖値の乱高下、これらはすべてめまいを起こしやすい体の状態をつくる要因です。

  • 1日1.5〜2リットルの水分補給を意識する(コーヒー・お茶ではなく水や麦茶で)
  • 鉄分・ビタミンB群・マグネシウムを含む食材を毎日少しずつ取り入れる
  • 食事は1日3回、できるだけ決まった時間に少量ずつ食べる
  • 冷たいもの・甘いものは控えめに、温かいスープや汁物を食事に加える
  • アルコールとカフェインは量を意識して減らしていく

これらを実践するだけでも、体の中から変わっていく実感がきっとあるはずです。ただし、食事を見直してもめまいが収まらない場合は、ぜひ一度専門家の目で体全体を診てもらうことをお勧めします。

私はこれまでの経験から、めまいに悩む方が「原因がわかった」という瞬間、表情が変わるのを何度も目にしてきました。一人で抱え込まず、どうか気軽に声をかけてください。あなたの体のことを一緒に考えていきたいと思っています。

こばやし整体院・ひばりヶ丘院院長 小林誠


院長:小林

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