
院長:小林お気軽にご相談ください!


毎日忙しく働いていて、ふと気づいたらめまいが起きている。そんな経験はありませんか?「仕事が一段落すれば治るだろう」とやり過ごしていたのに、なかなか症状がおさまらない。むしろ、仕事を休んでもまだ頭がふわふわする……。そういったご相談が、当院にも多く寄せられています。
実は、疲労の蓄積から生じるめまいは、単なる睡眠不足とは別の仕組みで起きています。原因をちゃんと理解して、適切なアプローチをとらないと、いつまでも繰り返してしまうんです。


働き盛りの方がめまいで来院されるとき、「忙しいから仕方ない」と思い込んでいるケースがとても多いんです。でも、それは身体からの大事なサインかもしれません。ぜひ最後まで読んでみてください
「目が回るほど忙しい」という表現がありますが、これは決して比喩だけではありません。過労の状態が続くと、身体の中では様々な機能低下が重なりあい、実際にめまいが引き起こされることがあります。そのメカニズムを順を追って見ていきましょう。
私たちの身体は、自律神経のバランスによって血圧や血流、内臓の働きが調整されています。仕事量が増えてストレスや睡眠不足が重なると、交感神経(活動モード)が過剰に刺激され、副交感神経(休息モード)との切り替えがうまくいかなくなります。この乱れが続くと、脳や内耳への血流が低下し、平衡感覚を担う器官が正常に機能しなくなります。それが「ふわふわする」「頭がぐるぐる回る」という感覚として現れてくるのです。
デスクワークや長時間の会議、パソコン作業が続くと、首や肩まわりの筋肉が慢性的に硬くなります。首の筋肉には、脳へ血液を届ける大切な血管が通っています。筋肉の緊張が続くと血管が圧迫され、脳への血流が低下してめまいや頭のふらつきを引き起こすことがあります。「肩も凝っているし、頭もぼんやりする」という方は、まさにこの状態にある可能性が高いです。
疲労やストレスは、内耳のリンパ液バランスにも影響します。内耳は聴覚だけでなく、身体の傾きや動きを感知する平衡器官でもあります。過度な疲労やストレスが引き金となって内耳の機能が不安定になると、回転性のめまい(グルグル回る感覚)が強くなることがあります。メニエール病もこうした仕組みで発症することがあり、多忙な方に多い理由はここにあります。
過労が引き金になっているめまいには、いくつかの特徴的なパターンがあります。以下の症状が複数当てはまる場合は、身体が限界を超えているサインかもしれません。
これらは「大したことない」と見逃しがちですが、放置すると症状が慢性化し、日常生活にも大きな支障をきたすようになります。
「1週間休んだのにめまいがよくならない」という相談が、実は非常に多いのです。
休息をとっても改善しない場合、それは疲労が原因の「入口」ではあっても、身体の中にはすでに別の問題が積み重なっている可能性があります。たとえば、首の歪みや筋肉の慢性的な硬直、自律神経の調節機能そのものの低下などがそれにあたります。これらは、睡眠をとるだけでは解消されません。
仕事のストレスが引き金になっているからこそ、原因をきちんと特定したうえで、身体の根本から整えていく必要があるのです。
めまいには大きく分けて3つのタイプがあります。それぞれの特徴を理解しておくと、自分の状態を把握しやすくなります。
| タイプ | 感覚の特徴 | 主な原因 |
|---|---|---|
| 回転性めまい | グルグルと周りが回る感覚 | 内耳の機能低下・リンパ液の異常 |
| 浮動性めまい | ふわふわ・ふらふらする感覚 | 自律神経の乱れ・血流低下 |
| 立ちくらみ | 急に立つと目の前が暗くなる | 血圧の急変動・脳血流の一時低下 |
過労が引き金になる場合、この3つが混在することも珍しくありません。「グルグルするときもあれば、ふわふわすることもある」という方は、複数の原因が絡み合っている可能性があります。
20年以上、さまざまな症状の方を診てきた中で、私が一番心配するのは「頑張れている間は気づかない」というパターンです。仕事への責任感が強い方ほど、身体の声を無視して走り続けてしまいます。
めまいが起きているということは、身体が「もう限界だよ」と声をあげているサインです。それを繰り返し無視し続けると、症状が慢性化するだけでなく、やがては日常の動作そのものが怖くなってきます。外出が不安になる、人と会うのが億劫になる、そういった状態に追い込まれている方を、私はこれまで何人も見てきました。
早い段階で原因を特定し、手を打つことが、一番の近道です。
当院に来院されるめまいの方のほとんどが、複数の原因を抱えています。過労による自律神経の乱れだけでなく、以下のような要因が複雑に絡み合っていることがほとんどです。
だからこそ、「とりあえず薬で症状を抑える」だけでは、同じことが繰り返されます。根本にある原因を見つけ出すことが、改善への第一歩なのです。
「病院でMRIを撮ったけど異常なし」「抗めまい薬を飲んでも効いている気がしない」、そういったご相談が後を絶ちません。画像検査に映らない原因、たとえば姿勢の歪みや筋肉の緊張、自律神経の調節機能の問題は、整体の分野でこそ対応できることがあります。


当院では、脳反射を利用した独自の検査をはじめ、静的・動的の姿勢分析など5種類の検査を組み合わせることで、一人ひとりのめまいの根本原因を丁寧に見つけ出します。検査から施術まで、院長が一貫して担当するのも当院の大きな特徴です。身体の微細な変化を見逃さないためには、担当者が一貫していることが何より重要だと、長年の臨床経験から確信しています。
抗めまい薬は症状を一時的に抑える効果はありますが、根本原因を解消するわけではありません。薬の効果が切れると症状が戻る、眠気やだるさの副作用が出る、というご経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。薬を手放せない不安を感じているなら、ぜひ一度、根本からのアプローチを試してみてください。
施術と並行して、日常生活の中でできることもあります。完璧にやろうとしなくていいんです。まずはひとつだけでも意識してみてください。
こうしたセルフケアは大切ですが、症状がすでに出ている場合は、あくまで補助的なものと考えてください。症状の根本には、身体の歪みや神経系の乱れが潜んでいることがほとんどですから。
当院にいらっしゃる方の多くは、最初から整体院を選んでいたわけではありません。病院を3件以上まわって「異常なし」と言われ続け、最後の手段のような気持ちで来られる方も少なくありません。
でも実際に来院されてから「もっと早く来ればよかった」とおっしゃる方が、本当に多いんです。特に次のような方に、当院の施術は力になれると思っています。
私はプリマハムで会社員を経験してから、治療家の道に進みました。だからこそ、働き盛りの方が「仕事を休めない」「症状を我慢するしかない」と感じる気持ちは、身をもってわかるつもりです。その責任感こそが、あなたの身体を追い込んでいることもある。そのことを、同じ経験をした人間として伝えたいのです。


大手整骨院で1日40件以上の臨床を積み、2003年の開業からずっと、患者さんの身体に向き合い続けてきました。通常の整体では適応外とされる症状にも対応できる独自の施術法を持っているのは、そういった積み重ねがあってこそです。めまいはひとりで抱え込まないでください。いつでも気軽にご相談いただければと思います。あなたの来院を、心からお待ちしています。

